
2021年9月から海外滞在している、なごです
わたしは今ルーマニアに滞在して1ヶ月ちょっとたちました。
3ヶ月ずついろいろな国を回ってみる海外ノマドスタイルを予定しています。
1ヶ月以上過ごして、長期滞在のために持ってきてよかったもの、いらなかった持ち物もわかってきたので、ご紹介します。
海外長期滞在・ノマドで絶対必要な持ち物【必需品】
マルチ変換プラグ
海外のコンセントの形が日本と違うときに、変換してくれるプラグ。
絶対に必要なもののひとつですね。
こちらのiHouse all 海外変換プラグは、150gと超軽量なので持ち運びにとても便利で重宝しています。
USBも2つまでつなげるので、スマホを充電しながらヘアアイロンを温めたりもできてとても便利。
変換プラグはひとつだけだと不便かな、もうひとつ買おうかなと思っていたのですが、結局自分がいる場所でしか充電しないので、ひとつあれば十分でした。
スーツケース
スーツケースはどんどん軽量に丈夫に進化しています。
もし3年以上前に買ったもので渡航しようとしている方は買い直したほうが快適でコスパもよくなる可能性大なので、再検討をおすすめします。
わたしが買ったのはアントラーというイギリスのメーカーの、TITAS(タイタス)という布製スーツケースです。
日本ではサンコー鞄が販売代理店になっていて、メンテナンスなどもやってくれるので安心。
これを選んだ理由は
- 片開き
- 軽量
- 外側にポケットがある
の3つです。
日本やアジアで主流のハードタイプのスーツケースは、ガバっと両開きでしか開けないので、
狭いホテルでは開くだけで通り道がなくなったり、
入れ忘れた物を入れるためにもまたガバっと大きく開かなくてはいけなくて、
スーツケースを何回か開け閉めするだけでけっこう大変です。
そこで今回は欧米で主流と言われる布製の片側開きのものにしてみました。
▼イスに乗せたまま使えるのでしゃがまなくていいし、床にスーツケースを置かなくていいのが便利。
▼開くときにスペースをとりません

スペースをとらなくて、とっても使いやすい!
さらに外側にある2つのポケットに、空港で使う荷物用のベルトを入れたり、最後に入れ忘れたものを放り込めたりしてかなり便利です。
しっかりマチがあるので、たくさん入ります
そして、軽いです。
今はハードタイプもかなり軽量化していて、布製だから軽いとは限らないのですが
アントラー TITAS 90Lは国際線預け入れサイズマックスの3辺合計158cmながらも
重さは2.8kgと3kgを切ります。
スーツケースはとにかく軽いに限るので、アントラーおすすめです。
90Lサイズはかなり大きくて、uber(タクシー)に乗るときに小さめの車だとトランクに入らないこともありました。
一人で移動するときは、ちょっとした段差でも持ち上げるのがけっこうたいへん。
そのため宿や空港など、頻繁に移動する可能性がある人は一回り小さいサイズでもよいかもしれません。
▼Mサイズにあたる57Lはこちら
あと布製のデメリットとして雨や水に弱いというのがあります。
今のところ雨の日に運んでも中身が濡れたことはありませんし、スーツケースをもって1時間以上歩くなんてことはなくて、タクシーに乗るまでなど一瞬しか雨に濡れる機会はないので、不便は感じていません。
▼一番大きい90Lはこちら
そのほかに、サムソナイト社とエース社のソフトタイプスーツケースもおすすめなので、デザインや価格別にこちらの記事で比較しています。
>>海外用スーツケースの選び方|ソフトタイプ(布製フタ型)がおすすめ。軽量おすすめスーツケース3種紹介
クレジットカード3枚以上
クレジットカードは3枚以上あるといいと多くの海外旅行プロの方がおっしゃいますが、本当にそのとおりだと思いました。
なぜなら、クレカは海外では原因不明のエラーで使えなくなったりするので、(ふだん使わない土地で使うので、不正利用と思われて一時停止されたことも数回)
ふだんから2枚は持ち歩くようになります。
そして、その持ち歩く2枚が万が一外出中にすられたり、バッグごと盗難にあったら終わりなので、
スーツケースなど宿に置いている荷物にもう1枚以上予備のカードをもっておく必要があるからです。
そのため3枚以上あると便利です。
海外ノマド・長期滞在におすすめのクレジットカード
わたしは以下の4枚を海外に持ってきています。
4枚も持ってる理由は、海外では日本発行のクレカだと決済不可になる店やサービスが多いから。

JALでだめでもエポスは使えるときも。国によって違うので3枚以上は必須。

実際にわたしは、エポスの保険でトルコの病院を受診しました!
自己負担0円でとても助かりました。
関連記事:海外旅行に必須!エポスカードの自動付帯保険で病院行った話。キャッシュレスで助かった
ノマド天国のタイはJCBカードが使える店が多いので、JCBも持っていって損はないです。
海外で現金をおろすときは手数料が少ないので、クレジットカードのキャッシングを使いますが、
キャッシングもなぜか楽天JCBならできたけど、エポスはだめだった、などいろいろだったので、やはり3枚以上は持っておくと安心です。
また海外旅行保険もクレカをたくさん持っておく大きな魅力。
クレジットカード付帯の保険で半年はまかなえます。
JALカードとエポスカードは、海外に出発した時点から自動的に海外旅行保険の対象になります(自動付帯)
保険期間は90日。
そして90日をすぎる少し前にリクルートカードで「搭乗する公共交通乗用具」の支払いを行うと、リクルートカードの保険が90日有効になります。

合計で180日、約半年間の保険がクレジットカードでカバーできます。
それ以降はノマド向けの保険に入るのがよいです。
VPN契約(ネットを安全に使う&日本のサイトを閲覧する)
モノではないですが、海外ノマドは絶対に契約すべきなのがVPNサービス。
フリーwifiなどに接続するときに通信を暗号化してくれるので、クレカ情報を盗まれたりする危険性がなくなります。
海外ノマドは海外から仕事をするので、安全な通信は必須。

万が一データが盗まれたらお客様からの信用なくす!
さらに海外からでは日本のサイトがアクセス制限がかかって見られないことも多いのですが、
VPNで日本のサーバー経由でアクセスすることで、無事仕事に使うサイトにもアクセスできるようになりました。
年間1万円ほどなので、必要経費として契約しておくべきです。
わたしが使っているのはNord VPN。
通信速度が早く、満足できなかったら30日の返金保証があるのでNord VPNにしました。
くわしい記事はこちら>>海外からアクセスできないサイトを見る方法|Nord VPN&楽天モバイルのテザリング
モバイルバッテリー
ルーマニアで一度停電を経験したのですが、モバイルバッテリーがあって助かりました。
移動中に電池が切れたとき用というよりは、停電の備えでモバイルバッテリーを持っています。
停電はわりと海外あるあるなので、行く国によっては不要かもしれませんが、基本的に持っていると安心だと思います。
▼Macbook airを充電するには足りないけど、スマホ充電と緊急用にその他をちょっとずつ充電できるレベル ということで10000mAh PD対応のこちらにしました。

メーカーはAnkerが安定らしい。PD対応というのを選ぶと、充電速度が速いケーブルにも対応できるらしい。
処方薬
病院でもらっている薬は、最大限処方してもらってまとめて持ってきました。
「保険適用で出せる最長のぶんください!」と言って、耳鼻科の抗アレルギー剤や点鼻薬、婦人科の内服薬は3ヶ月分出してもらいました。
婦人科は4ヶ月以降の分は保険外では出せないお薬だそうで、自費で購入できる薬に変更して1年分もらってきました。
お会計が4万円を超えましたが・・・、やむなし。健康第一です。
耳鼻科の抗アレルギー剤は、環境が変わったらアレルギーが出にくくなり利用ペースが下がりましたが、やはり持ってきてよかったです。
少しでも手持ちがあると安心です。
ルーマニアは英語はだいたい通じますが、それでも慣れない土地で薬局で薬を購入するのは大変ですし、具合が悪いときにそんなのできる気がしません。
また海外旅行保険はもともとある持病の治療費は対象外のものがほとんどなので、
持病がある方はできる限り日本から薬を持っていくのがいいと思います。
※大量の薬を持ち込むと飛行機の検査で止められたり、利用目的を聞かれたりするとのことだったので、薬の説明を英語で書いた紙を持ち歩いています。
ただ成田からルーマニアまででは何も聞かれませんでした。
>>お薬の英語説明があるサイト「くすりのしおり」
↑「英語版」での薬の説明をそのままコピペして印刷できるので便利です
海外に持ってきてよかった便利なもの
腰痛緩和クッション【エアウィーヴ座クッション】
海外から仕事をするとき、家についているダイニングチェアで仕事をすることが多いのですが、
どうしても腰が痛くなったり肩がこったりで、効率が下がってしまいました。
そこでよかったのが、エアウィーヴの座クッション。
重さ約0.9Kgで軽いのでスーツケースの中に入れて運んでいます。
体圧分散のクッションなので、体の負担が圧倒的にへって楽です。
腰痛もちの方や、オフィス以外で仕事をするノマドの人、学生寮の硬いイスで勉強している人におすすめ。
レビューはこちらの記事でまとめました。

耳栓
耳栓は快眠のための必需品です。
海外で音に悩むシーンはけっこうあります。
クラクションがとにかく頻繁に鳴るので、夜眠るときに気になったり(昼寝のときはかなり気になります)
ホテルやアパートでも音楽ガンガンかけて窓開けて大声で歌ってるパリピの方がいたり。

日本よりもとにかく大きな音に遭遇します笑
あとは慣れない宿でよく寝付けないとき、換気扇や冷蔵庫の音が気になるときにも
耳栓をするとスーッとよく眠れます。
▼こちらのブログでも何度も紹介しているわたしの愛用品。MOLDEXのカモプラグ。
米軍も使うというほど遮音性がすぐれていて、柔らかい素材なので耳も痛くなりにくいです。
▼いろいろ試したい方にはMOLDEXアソートがおすすめです。
わたしもこちらで試した結果、カモプラグに落ち着きました。
S字フック・クリップ付きフック
S字フックは、宿のお風呂場にフックがないときに洗面道具をひっかけたり、ハンガーがないときに上着をひっかけたりできるのでとても重宝しています。
エアビーをメインで長期滞在していると、「ここにハンガーやフックがないのは不便だな」と思うことが度々ありますが、そのために自分で購入するのも面倒。
大きめのS字フックを3つ、ピンチフックも3つ持ってきましたがいつもフル活用です。
ピンチフックは、キッチンで手を拭くタオルをひっかけるのに役立ちます。
ほしいところにタオルハンガーがないのは意外にストレスになるので、ピンチフックでタオルを好きなところに下げられるのはとっても効率的です。
スマホ・カメラ盗難防止ケース&ストラップ
Amazon>スマホ用ストラップ、チェーン、カラビナのセット
これでスマホやカメラと自分のバッグをつないで外出しています。
過去にフランスのパリでスマホをポケットから盗まれた経験があるので、スリ対策でこちらを使っています。
スマホケースだけ別で購入する必要がありますが、今ケースを使っている方ならそちらに取り付けられます。
こういう小さな便利品や電化製品、PC用品は日本ならAmazonですぐ買えますが、海外ではけっこうAmazonがない国も多く、ケーブル類や周辺機器も日本より高かったりするようです。
わたしがいるルーマニアもAmazonがなく、ローカルの宅配サービスで頼むしかないのですが、ほしいものをネットで探すのも言語の壁でなかなか難しく。。
(Google翻訳も完璧でなかったり、カテゴリ名だけ現地後のままだったりして、どのカテゴリにあるのかすらわからず全商品をひたすら見ることになったりします笑)
なので、ちょっとした小物やネットで買う系のものはあらかじめ日本で購入しておくほうが便利です。
Amazon>スマホ用ストラップ、チェーン、カラビナのセット
スマホスタンド
こちらも海外で探したり購入するのが大変な小物、スマホスタンドです。
長期滞在となると日常の快適さも必要なので、スマホスタンドを持ってきてよかったです。
わたしが使っているのはとても軽く、スーツケースの中でも場所をとらず助かっています。
長いスマホ充電ケーブル
Amazon>1.8m Anker PowerLine Micro USB ケーブル
スマホケーブルは日本で使ってたものをそのまま持ってきたのですが、1.8mという長さがあって本当によかったので長いケーブルを用意するのをおすすめします。
なぜなら、ベッドの手元近くにコンセントがないときに、遠くからでもスマホを充電できるからです。
延長コードを持ってこようかと思っていたところを結局重くて場所をとるのであきらめたのですが、コンセントまで届かなくて困るのはスマホくらいでした。
なのでスマホのケーブルだけは長めの(1.8m以上推奨)ものがあると便利です。
Amazon>1.8m Anker PowerLine Micro USB ケーブル
ゆかりふりかけ
やっぱり日本食は食べたくなります。というかわたしは、自分のペースを乱さずに海外生活を送るのが目標なので和食メインで自炊しています。
ただ最初1ヶ月くらいは現地の食材でうまくご飯に合うおかずが作れず、(調味料もそろわないし、売ってる野菜も違ったので)
そんなときに持ってきたふりかけがあってとても助かりました。
お米は現地のものでもすぐ手に入って、ふつうの白米の感じでおいしく食べられたのですが、おかずがない笑
そんなときに役立つゆかりふりかけ。日本の味です。

おいしいものが食べられないとメンタルも弱りますので、食べ慣れた味は大事です
ほうじ茶ティーバッグ
同じく和シリーズ。
緑茶はどのスーパーでもふつうに置いてあって(イギリスメーカーのレモンフレーバー緑茶など、種類も本当にたくさんあります)
でもほうじ茶は見たことがありません。
こちらのアジアスーパーにもほうじ茶はありませんでした。
ということで持ってきてよかったほうじ茶です。
日本の味が欲しくなる衝動をすーっと和らげてくれるお助けアイテムです
海外長期滞在でいらなかった・不要だったもの
ドライヤー
エアビーでもホテルでもドライヤーはついているところが多いのでいりませんでした。
エアビーは予約前にドライヤーが備わっているか、備品リストでチェックしています。
意外にもホテルよりもエアビーのほうがいいドライヤーだったりします笑
使ってみると、よく乾く威力の強いものが置いてあることが多いです。
旅行用のドライヤーは小さくて風量が少ないものも多いですし、毎回変換プラグをつけるのは地味に面倒なので、現地のものを使うほうが便利です。
どうしても自分用に欲しくなったら現地で買ったほうが、プラグや電圧の問題もなくなっていいと思います。
財布
スリ対策で財布を持ち歩かなくなりました。
日本から持ってきたお気に入りのハシバミのお財布は、残念ながら可愛いだけのオブジェと化しています。
財布を使わずにどうしているのかというと、
持ち歩き用の斜めがけバッグの内側のファスナー付きポケットにクレカ1枚、パスポート、現金2000円くらいだけを入れて持ち歩いています。
お財布のようにゴロッとしていると、持ちやすいのでバッグからスリやすいそうです。
またお財布を取り出すところが見えるのも危険だそうなので、バッグからそのままクレカだけ取り出すようにしています。
↓お気に入りのお財布はハシバミです

ノースリーブの洋服
ノースリーブの洋服は日本では着ていたんですが、海外では着なくなったので持ってこなくてよかったと思っています。
ルーマニアは現地の女性もノースリーブを着ている人はいたのですが、アジア人というだけでかなり目立ってジロジロ見られるのもあり、
怖くて肌の露出をする気になりません。イスラム教の国などはなおさらですよね。
また日差しが日本では想像できなかったほどにジリジリと強く、9月でも肌が熱くなるような感じだったので薄手のシャツを羽織ることが多かったです。
そのため肩を出す服は必要なかったです。
現地で買える・現地調達のほうが楽なもの
- コンタクト洗浄液
- シャンプー
- 化粧品(メイク落とし、化粧水など)
これらはスーパーやドラッグストアで買えます。
コンタクト洗浄液はルーマニアではなぜか処方箋対応の薬局でしか今のところ購入できていないのですが、ほかの日用品はだいたいスーパーでそろいます。
置いてある種類も豊富で、ドラッグストアはめまいがしそうなほどたくさんのメーカーの商品がありました笑
シャンプーやボディーソープはホテルやエアビーにも置いてくれているところが多いです。(コンディショナーやトリートメントが置いていない率は高いです)
ということで重さのある液体系は最初の1〜2週間分だけ日本から持ってくれば十分です。
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以上、海外長期滞在の持ち物・持ってきてよかったものをご紹介しました。

少しでも参考になればうれしいです
海外旅行保険とクレジットカード3枚以上のご用意はお忘れなく!!
わたしはどうしても捨てたくなかった服(ダウンコードやショートブーツはまた着るので)などは、ダンボール1箱だけ倉庫に預けてます。
月250円から、1箱から預けられるサマリーポケットというサービスが使い勝手がよいので、家を引き払うときに処分したくないものがある方はこちらも読んでみてください↓
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海外ノマドの持ち物&パッキング方法はYoutubeで公開しているので、服のバリエーションや仕事道具をぜんぶ見たい方は動画をご覧ください(^^)
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