
こんにちは、海外旅行10ヶ所以上、スーツケース1個で半年間海外生活をしていた、なごです
スーツケースを買うとき、何を基準に選んでよいか迷いました。
これまで3回スーツケースを買い替えたのですが、布製&フタ型のスーツケースが圧倒的に使いやすくてコスパが良かったので、
今日はスーツケースの選び方と、おすすめのスーツケースをご紹介します。
海外旅行用スーツケースの選び方
海外旅行用のスーツケースを選ぶポイントは、以下の4点。
- 【最重要】開き方(両開きか片開きか)
- 軽さ
- 大きさ
- 生地・素材
開き方(両開きか片開きか)
スーツケースの快適さを1番左右するのは「開き方」です。
ハードタイプのスーツケースだと、両側に大きく開きますよね。
こんな感じに↓
両開きはかなりスペースが必要で、狭いホテルでは開く場所がなかったりと大変。
特に2人以上で同じホテルの部屋に泊まるときは、2人同時にスーツケースを開くなんて至難の業だったりします。

しかし布製のソフトタイプスーツケースなら、片側開きなのでスペースが半分で済むんです。
↓フタを開けるように、一方だけに開きます
↑荷物置きに置いたまま開いてパッキングできるので、立ったままパッキングできて楽ちん。

スーツケースを開いたり閉じたりするだけで汗だくになることもありません。
フタ型だと、荷物を詰めるのは深い箱型の1ヶ所だけなので、
両側開きのスーツケースのように、両側にどう荷物を分けるか、パッキングで悩むこともありません。
布製で伸縮するので、適当に詰め込んでもギューッと押せば入るので、パッキングが苦手な人にもぴったり!

ソフトタイプのスーツケースは、ほんと楽
軽さ
軽さは3kg以下ならかなり軽いので、おすすめ。
わたしが愛用しているアントラー TITUS 90Lは、国際線預け入れサイズちょうどのかなり大きいサイズですが、
重さは2.8kg。3kgを切ります。
楽天市場:アントラー TITUS 90L

布製が1番軽いとは限らないのですが、布製ならだいたいのハードケースよりも軽くなるので、時間をかけてあれこれ比較しなくてOK。選ぶ手間が省けます。
最新のハードタイプで超軽量の素材を使っているものもあるのですが、値段が高いものが多い。海外旅行用のLサイズで5万円とか。
あと軽さと丈夫さを見極めるのは、素人では難しいんですよね。

安くて軽いものを選んだら、使ってすぐ壊れたなんてことは避けたい。
布製のスーツケースは日本ブランドより、海外ブランドのほうが多いです。
なぜなら海外のほうが布製スーツケースはメジャーだから。
布製スーツケースのおすすめのブランドはこちらの3つ。
- サムソナイト(アメリカ)
- アントラー(イギリス)
- エース(日本)
わたしはこの3ブランドをだいたい見れば、気にいるソフトタイプのスーツケースが見つかります。
大きさ・容量
大きさ(容量)はだいたいこれくらいを目安にします。
- 国内旅行や機内持ち込み用:〜30L
- 海外旅行2〜3泊:50L〜
- 海外旅行1週間以上:〜90L

90Lより大きいと国際線の預け荷物の規制を超えることが多いので、90L以下がおすすめ。
生地・素材
スーツケースの素材は、ハードタイプとソフトタイプの2つが主流。

ソフトタイプの布製が圧倒的におすすめです。
理由はこちら。
- 軽い
- 価格が安い
- 外側にポケットがあって便利
- 伸縮するのでパッキングが楽
- 片側開きなので場所をとらない
ハードタイプというのは、ポリカーボネイト素材などでベコベコへこむようなものや、カッチカチでつるつるしている完全ハードのものがあります。
↓ハードタイプ
ソフトタイプは布製↓(写真右側)
収納機能

布製のスーツケースの多くは外側にポケットがついていて、そこに入れ忘れた小物を入れられてすごく便利です
パッキングを終えて、よし出発だ!となったときに、
パーカーを入れ忘れた、、今履いているスリッパも入れるんだった。。と入れ忘れが出てくるのはあるあるです。
そんなときにハードタイプのスーツケースだと、また床に広げて開かないといけません。
しかし、外側にポケットがあれば、スーツケースを開かなくてもここに突っ込めます。
またスーツケースを起こした状態でメインの収納場所のファスナーを少し開けば、上の空いたスペースに入れ忘れたものを詰め込むことができます↓
ハードタイプのスーツケースだと、こういうふうに一部だけ開くのは難しい。
両側に開いてしまって中身が出てきやすいんですよね。

収納面でも、布製のソフトタイプスーツケースはとても優秀です。
ソフトタイプ(布製フタ型)スーツケースのデメリット
ソフトタイプのスーツケースのデメリットとして、購入前に心配したのはこんなことでした。
- 防水性が低い
- 安全性が低い(といわれる)
- 壊れやすい?
しかし実際に半年以上使ってみて、何も問題ありませんでした。
防水性
布製だと雨のときに中身まで濡れる説があって、心配しました。
でも実際は雨の日に移動しても全然大丈夫でした。
- スーツケースを持って移動するときは基本タクシーに乗るので濡れない
- 雨の日のフライトでも、積み込みで中身まで濡れることはなかった

防水性はそれほど心配しなくて大丈夫です
安全性と壊れやすさ
布だからナイフで切られて中身を盗まれたり、破けたりするという懸念もあるという点も大丈夫でした。
ソフトタイプは持ち手やファスナーが壊れやすいです。
ハードタイプは、重さでキャスターが潰れたり、こういうガチャッとするタイプの固定具↓が効かなくなって壊れるパターンが多い。ファスナーの壊れやすさは同じ。

わたしは布製のスーツケースにいつも預け入れ量ギリギリの22kgでパンパンに詰めて運んでいましたが、まったく壊れませんでした。
1年使って、ファスナーも持ち手も壊れていません。
ということで、よく心配される布製スーツケースのデメリットを考慮しても、
軽くて安くて場所をとらなくてポケットがあって便利な布製スーツケースは、圧倒的におすすめです。
ソフトタイプのスーツケースおすすめランキング
ソフトタイプでおすすめのスーツケースランキングをご紹介します。
※わたしが使っているアントラーのTITUSシリーズは販売終了しているようなので、別の商品を紹介します。(2022年12月時点)
サムソナイト ビーライト4

アメリカのスーツケース会社大手、サムソナイト。
ソフトタイプのスーツケースをたくさん販売しています。
ビーライト4シリーズは価格は高めですが、
- シンプルなデザイン
- 軽量
- ダブルキャスター(なめらかに動く&壊れにくい)
という点がおすすめです。
↑キャスターは、2枚構造になっているものが1番おすすめ。
ダブルキャスターだとなめらかに動くので、運ぶとき楽ちんです。

重さが分散されるので、長年使ってもギシギシとキャスターが固くなりにくく、耐久性もいいそうです。(スーツケースの販売員さんに聞きました)
容量 | 38L Spinner55 | 57L Spinner63 | 82L Spinner71 | 110L Spinner78 |
高さ幅×奥行 | 55 x 36 x 24/27 3辺計115cm | 63 x 41 x 25/28 3辺計129cm | 71 x 46 x 26/29 3辺計143cm | 78 x 49 x 31/34 3辺計158cm |
重量 | 2.1kg | 2.5kg | 2.8kg | 3.2kg |
宿泊数目安 | 1~3泊 | 3~4泊 | 4泊~6泊 | 1週間以上 |
機内持込 | ● | |||
価格 | 44,000円 | 46,200 | 48,400円 | 50,600円 |
アメリカンツーリスター サムソナイト アップライト 3.0S
ポップな色を使ったデザインがいい人にはアメリカンツーリスターがおすすめ。
アメリカンツーリスターはアメリカ大手スーツケースブランドのサムソナイト社のブランドです。

アメリカンなカラーですね〜
↓グレーと青もあります
こちらのアップライト 3.0Sシリーズも軽量で、3サイズ展開。
大きい91L サイズでも重さが2.9kgと軽いです。
容量 | 38L | 73L | 91L |
幅×高さ×奥行 | 36 x 55 x 24/28 3辺計115cm | 43 x 71 x 28/33 3辺計142cm | 49 x 77 x 32/34 3辺計158cm |
重量 | 2kg | 2.6kg | 2.9kg |
宿泊数目安 | 1~3泊 | 4泊~7泊 | 1週間以上 |
機内持込 | ● | ||
価格 | 33,770円 | 23,100円 | 28,070円 |
※2022年6月8日時点楽天市場の税込価格
お値段はお高めですが、他にはないデザインなのがポイント。
布製のスーツケースはだいたいが真っ黒で、空港で荷物を受け取るときに見分けるのが大変なので、こういう色が入っているデザインは見つけやすくていいです。
▼楽天市場 サイズ別リンク
エース/ ace.TOKYO LABEL ロックペイントSS
日本のブランド「エース」から、超シンプルデザインのスーツケース「ロックペイントSS」シリーズです。
アントラー、サムソナイトと比べると少し重めですが、価格が91Lサイズで19,800円(税込)とお手頃です。
(※2022年6月8日時点の楽天市場の価格)

- 日本のブランドがいい方
- シンプルなデザインがいい方
- 価格重視の方
にはエースのロックペイントSSシリーズがおすすめです。
容量(L) | 31L | 58L | 91L |
幅×高さ×奥行 (cm) | H54×W37×D23 cm 3辺計114cm | H63×W45×D27 cm 3辺計135cm | H73×W53×D31 cm 3辺計157cm |
重量(Kg) | 2.3kg | 2.8kg | 3.1kg |
宿泊数目安 | 2~3泊 | 4~5泊 | 10泊以上 |
機内持込 | ● | – | – |
価格 | 15,400円 | 17,600円 | 19,800円 |
※2022年6月8日時点楽天市場の税込価格
▼楽天市場 サイズ別リンク
短期旅行ならスーツケースレンタルもあり

年に数回しか使わないのに、収納に困るスーツケース。
レンタルするのもおすすめです。
即日発送してくれたり、万が一故障しても保障があるので安心だったりと、使い勝手がよいです。
スーツケースレンタルの大手3社をこちらの記事で比較しました。

わたしが愛用しているアントラーのTITUSシリーズも、
アールワイレンタルで借りることができます。

2日間4,230円〜とお得!
>>スーツケースはレンタルもおすすめ。アールワイレンタル・エース・DMMの3社を比較【ミニマリスト的旅行ハック】
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以上、海外旅行のスーツケースはソフトタイプ(布製フタ型)が便利というお話でした。
Youtubeでも実際にスーツケースをお見せしながら、布製フタ型の便利さを紹介しています↓
わたしがやっている盗難対策についても話していますので、動画もぜひご覧ください。
【YouTube】スーツケースは布製フタ型が便利|盗難・トラブル対策|海外旅行
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