こんにちは!生きやすい人生研究家の、なごです。
今日久しぶりに自分がHSP(Highly sensitive person)であることを感じました!
今週末は桜が満開とのことで、意気揚々と桜祭りに出かけるも・・・
お祭りステージの大音量や、屋台の掛け声、子供のはしゃぐ声などでぐったり疲れてしまって、「あ~わたしHSPだったんだ」と思い出しました!
そこで今日は、これまでわたしが感じてきたHSPならではの「敏感過ぎる」エピソードと、自分なりに実践してきた対策をご紹介したいと思います。
HSPとは「非常に敏感な人々」のこと
ささいなことでドキッとする、ちょっとしたことに過敏に反応してしまう…。
それは性格ではなく、性質のせいかもしれません。
何事にも敏感に反応しすぎてしまうのが、「HSP(Highly Sensitive Person=非常に敏感な人々)」と呼ばれる性質。
ある調査では、生まれつき5人に1人がHSP性質だとわかっています。
HSPの人は周囲の出来事や環境の変化に過度に敏感に反応してしまうために、生きづらさを感じたり、周囲の人から誤解を受けることも多々あります。
長沼睦雄『「敏感すぎる自分」を好きになれる本』Amazon内容紹介より
HSP=非常に敏感な人々 だそうです。
HSPについてのオススメの本
わたしがHSPを知ったのは、2017年にこの本に出会ったときでした。
この本にHSPのセルフチェックが載っていて、23項目中12項目以上あてはまるとHSPとのこと。
わたしはこんな20項目が当てはまりました。
・他人の機嫌に振り回される
・痛みに敏感だ
・忙しさが続くと、ひとりきりになれる場所にとじこもりたい衝動にかられる
・カフェインに弱い
・刺激の強い光やにおい、手触りや音が耐えられない
・自分の内面は複雑で奥が深い
・大きな音が苦手だ
・アートや音楽に深い感動を覚える
・真面目である
・びっくりしやすい
・やることがたくさんあるのに、時間に余裕がないと慌てる
・周囲の人の様子を察して、その人のためになることがわかる(照明の具合や席を変えるなど)
・一度のたくさんのことを要求されるとイライラする
・失敗や、物忘れをしないようにいつも注意している
・暴力描写が多い映画やテレビは極力避ける
・お腹がすきすぎていると、思考や気分が乱される
・生活の変化に同様しやすい
・繊細な香り、味、音、芸術作品が好きだ
・どうしたら大変な状況に陥らずにすむか、いつも考えて行動する
苦手な状況や環境にいると、すごく疲れる!でもあまり他の人には理解してもらえない!
HSPが苦手な場所や空間の特徴
今日行ったカフェ(上の写真とは無関係です)はガヤガヤとうるさくて、しんどかったんです。
首の後ろが重くなって、目を開けてるのもしんどくなり、耳鳴りがキーンとしてきたので、5分ほどで退散しました。
一緒にいった恋人には「もう出るの?信じられない!」と少し怒られましたが・・・
人が気にならないこともHSPにとっては本当につらいんです。
振り返ってみるとわたしはこんなカフェが苦手のようです。
・席の間隔が近い →隣の声が聞こえすぎてうるさい
・蛍光灯のような白い照明 →目が疲れる
・エスプレッソマシーンが近い席 →音が気になる
・喫煙席の近く →ドアが開くたびタバコの臭いが漏れてくる
・木の椅子 →おしりが痛くなる
【自分も気が付かなかったHSP】今まで感じていた「敏感すぎること」
思い起こせば幼い頃から今に至るまで、神経質な自分に困っていたことがたくさんありました。
今思うと、HSPが原因だったんだなあ!
例えばこんなことです。
- タオルケットと枕が変わると眠れない
- 化学繊維のパジャマや寝具では体温調節がうまくできなくて、眠れない
- 小学校のリコーダーの授業がうるさくて苦痛だった
- ホットヨガに行くと周囲の体臭で具合が悪くなる
- 機嫌が悪そうな人と一緒にいると、手が震えて口が渇く
- テレビをザッピングされると酔う。そもそもテレビの音や光が苦手
- 電車で香水の匂いに酔って具合悪くなる
- 映画館は寒かったり音が大きかったり、光がピカピカしてつらい
他の人が気にならないような音や光の刺激がとても気になるし、ダイレクトに体調に影響が出ます。
だからテレビは見ないで、たまにTverで好きな番組だけみてます。
映画館も調子のいいときに、年に1~2回しか行きません。
電車で香水くさい人がいたら、すぐさま車両を変えるかハンカチで鼻をふさぎます!
機嫌が悪い人からも離れて、パジャマと寝具は綿素材で統一します!
いかに自分が心地いいものに囲まれるか、いつも真剣!
【HSPの対策】疲れを感じたらすぐ退散!耳栓が便利!
対策というほどのすごいものではないですが、
嫌なものや人からは離れる!
好きなものを集める!
というのが一番の対策だと思ってます。
そして、特に聴覚が過敏になっているときは、家にいても外の音や隣の部屋の音など、あらゆる音が気になって仕方ないんです。
そんなときは、耳栓がおすすめです!
音がないだけで心がすごく落ち着くよ!耳栓はHSPの味方だよ!
耳栓を人生で一度も試したことがなかったんですが、一度使ったらはまります!
耳栓をすると自然と入ってくるような何気ないものが遮れるので本当に助かります。
たとえば家族が何気なくついたため息。
本人は何も考えずにため息が出ちゃっただけでも、HSPのこちらは一気に思考がフル回転に!
あ~機嫌悪いのかな?
いやご飯つくったほうがいいのかな?
なんか言いたいことあるのかな?
と敏感センサーが作動してしまいます!
そんなときは一人になれる部屋で耳栓して昼寝でもするといいです。
耳栓をすると逆に自分の耳鳴りが気になるというデメリットはありますが笑
周囲の音で心がざわつくよりはましです。
わたしのオススメの耳栓はこちら。
アソートなのでいろいろ試せていい!
耳栓の硬さや形状で、フィット感や遮音性が全然違うんですよ!
カーキのカモプラグというタイプのもの↓はアメリカ軍も使ってるものだそうで
たしかに遮音性が高く、わたしも一番気に入って使っています。
ほかにもHSPのわたしが買ってよかったと思う、HSPにありがたいグッズをこちらの記事でまとめているので、参考になればうれしいです!
まとめ|HSPでも心地よくいられる場所を選んで生きていきたい
以上、HSPを実感する場面とわたしなりの対策についてお話してきました。
自分が元気なときは人混みもある程度平気だったりするのですが、基本的に苦手なところはわかってるのであまり行かないようにしています。
あとは職場の雰囲気もかなり影響されます!
大きな声でダメ出しをする人がいるようなところは苦手なので今後は絶対に選びません笑
みんなが平気なこともHSPの自分は気になるけど、それは悪いことではない!と思うようにしてます。
HSPだからいろんなことで疲れたり、つらくなったりするのですが、
「そんな自分は適応性がない」などと自分を責めると余計つらくなるので、まずは自分を責めないようにしています。
そして自分のHSPの傾向がだんだんわかってきたので、自分が生きやすい場所でのびのび暮らしていこうと思っています。