こんにちは、正社員から週3日だけの派遣社員になった、なごです。
「幸せというのは、条件ではなく心の状態」
はあちゅう『自分への取材が人生を変える (スマート新書)』より
わたしは、正社員をやめて年収は350万円下がったけど、圧倒的に今のほうが幸せです。
「年収600万円を超えるとそれ以上幸福度は上がらない」と聞いたことがありますが、
わたしも年収が下がったことで、はじめて見えてきた幸せがありました。
・年収を下げてでも転職しようか迷う
・正社員をやめて、派遣やアルバイトでもう少しゆるく働きたい
・でも年収が下がってつらい生活になるのはいやだ
と悩む方に向けて、わたしが年収が下がっても幸せだと感じる理由をまとめました。
【正社員時代】年収が200万円上がっても、下がっていった幸福度
はじめに、正社員時代にお金はあるけどあまり幸せじゃなかった理由をお話します。
大学卒業後に正社員で7年勤めて、退職までに年収は200万円上がりました。
200万が多いか少ないかはわかりませんが、
200万円あったら人生楽しくなるはず・・・
と思っていました。
もちろん収入が増えることで、洋服をたくさん買えたり使えるお金は増えました。
でも心のほうは全然違って、いつも疲れているし、ストレスは増える一方でした。
年収以上に増える責任
長く勤めているだけで、任される仕事の範囲や責任が増えました。
でも、役職はつかないし、給料もあまり上がりません。
給料のわりに、背負うもの多すぎ・・・
やればやるほど損をする感覚がありました。
ストレスで心が疲れていた
すごくストレスフルな毎日だったので、
- やりたくないこと
- 嫌なこと
- むかつくこと
こればっかりで毎日頭がいっぱい。
やりたいことなんてないよ。
会社やめたら生活できないし。
とりあえずお金のために仕事を続けるしかないか。という無気力状態でした。
年収プレッシャーを自分にかけていた
正社員のときは「年収をどんどん上げていかないとだめだ!」と自分を追い込んでいました。
なぜなら会社にそういう価値観の人が多かったから。
気づいたらわたしもこんな考えをするようになっていました。
- 年収下げるとかムダ。そんな仕事意味ないじゃん
- オートロックなしの家に住むなんてありえない
- 派遣社員になるなんて、もったいない。キャリアをムダにしてる。
会社の人からみて、「やばい」「ださい」道はだめ。というナゾの呪縛にかかっていました。
年収が下がっても幸福度があがった理由
結局正社員を辞めて、29歳で派遣社員になったわけですが、
年収が350万下がっても幸福度はかなりあがりました。
体もメンタルも健康になったから
正社員を辞めて派遣になってから、明らかにストレスが減って、体も心も元気を取り戻しました。
それってふつうの状態じゃない?と思うかもしれませんが、いつも体調が悪かったわたしにとっては、本当にうれしいことでした。
正社員時代はメンタルの病気で7年も薬を飲んでいたし、
しょっちゅう偏頭痛と胃痛にも悩んでいたんです。
毎日のように薬を飲んでいる状態で、健康じゃないので心もイライラしたりくよくよしたり。
それが、会社を辞めたその月に、ずっと飲んでいた薬を飲まなくもてよくなったんです。
それ以来メンタルの症状で薬を飲むことはありません。
前は医療費が年間15万円もかかっていたんですよ!!驚き。
でも今は5万円くらい。これだけで10万円の節約です笑
年収600万円あっても、自分が健康じゃなかったので幸せを感じられる状態じゃなかったんですね。
今は昼間に散歩できるだけで、あ〜空がきれいだな〜お花のにおいがするな〜と思うだけでとっても幸せに感じます。
体と心の健康は年収以上に価値がありますし、幸福度を確実に上げてくれるので、お金以上に大事だとおもっています。
前よりも貯金できるようになったから
毎月貯金できる額が3〜10万円も増えました。
理由は
- ストレスが減って散財しなくなったから
- 不要な飲み会は行かなくていいと思えるようになったから
- 生活レベルを無理なく下げられたから
毎月の生活費と貯金額はこちらの記事で(赤裸々に)紹介しているので、気になる方は読んでみてください。
一時的に下がった年収も、また上がってきたから
これは結果論といえばそうなのですが、
正社員を辞めて派遣社員として働き始めた頃よりも、だんだんとまた年収を上げることができています。
理由は
- 派遣の中でも時給が高い仕事に変えていったから
- 週3〜4日だけ派遣で働くことで、副業をする元気も出てきたから
- 副業が少しずつ結果が出てきたから
という感じです。
年収を下げてでも仕事を変えたいと思うということは、何かしら余裕がない状態、きつい状態なのだと思います。
一時的に年収を下げてでも自分をいたわって、ゆっくりしたら、また元気に働くことができることもあります。
週3〜4日だけ働く生活になった方法はこちらでまとめています
副業で5万円稼ぐためにやったことはこちら。
そのままのスキルで在宅の仕事にシフトした方法
2024年現在、わたしは完全在宅フリーランスとして「会社員のときより少ない稼働時間」で「会社員より多くの収入」を得られるようになりました。
そのためにやってきたことは
- 時間単価の高い仕事にだんだんと変えていった
- →在宅でできる業務委託の仕事に変えていった
- →ウェブ制作など個人で受注する仕事にもチャレンジしていった
というかんじです。
今の通勤や週5日フルタイム勤務がつらいなら、まずは家でできる仕事に「スキルはそのままいかして」移行するのが1番おすすめです。
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【おすすめ】年収が低くても幸せに暮らしている人の本
年収が下がっても自分は幸せに感じられるかな?
この答えを確認するには、年収が低くても幸せに暮らしている人の本を読むのがおすすめです。
わたしも正社員を辞めたあと5ヶ月間も休んでいたので、その間に本をたくさん読んで考えが変わっていきました。
7年勤めた会社を辞めてたっぷり休んで、本をいっぱい読んだら考えが変わってきました。
あまり働きたくない人が読むべき本はこちらの記事でまとめました。
まとめ|自分に合う働き方を見つければ、年収が下がっても幸福度は上がる
以上、わたしが年収が下がっても幸福度は上がったと思う理由についてお話しました。
「フルタイムで働くのは嫌だ!」と思い、今は週3〜4日だけ働くというスタイルを選んでいます。
この働き方が自分に合っているからこそ、年収が下がっても幸福度が上がったんですよね。
高年収の仕事をすべきかどうかより、自分の理想の働き方を考えることが大切だと思っています
わたしが週5フルタイム労働を脱出して週3〜4日だけ働くようになった方法はこちらの記事でまとめています。
もし今、会社や仕事のストレスなどで体調を崩してしまってるのなら、
まずは休むのが一番大事です。
国の保険など制度をフル活用すれば、休んでいる間も補償を得ることができます。
詳しくは体調不良で退職したらもらえるお金【傷病手当金・失業手当】 で書いたので、もらえるはずのお金を損しないためにぜひチェックしてみてください。