Macbookてさ、高いお金出してまで買う意味あんの!?
と思っていました。
もしかして、あなたもそう思ってます?仲間ですね。
わたしはwindows以外を使ったことがないまま30代になったんですけど、
このたび初めてM1 Macbook air でMacデビューしました。
そして買って初めてわかった「たしかにね〜これがMac信者が多い理由か、ほほ〜ん」と思ったことがいくつかあったので、Macの魅力とwindowsとの違いについてまとめてみました。
結論ね、M1Macbook airならwindowsと同じくらいの価格感だし、静かだし、コスパよかったので、一度Macを使ってみたいと思ってる人にはおすすめです。
▼買ったのは8コアCPUと8コアGPUを搭載したApple M1チップ
512GBストレージ のやつです
▼激重データファイルなんか扱わない、ライト利用の人はSSD256GBのスタンダードモデルで十分です
[2024年8月追記]
M1Macbookair、なんともう3年以上使ってますが、動作も重くならず使い続けてます。
本体が熱を持つことは増えましたが…あと1年くらいは使える気がしてます。
Macbook、コスパが良すぎる!!
前に使ってたWindowsのLenovoは2年で動作が重くなってきて、使いにくくなりました。
わたしはM1を買ったけど、2024年でもなんにも機能面で不足を感じてないので、
今から買う人は、M2でもM3でもいいので、とりあえずMacookを選べば間違いないんではと思います!
M1 Macbookってなに??
M1 Macbookは、アップルが自社で作っているM1チップという半導体?(つまりそれがチップってやつ?)を使っているノートパソコンです。
これまでのMacbookはインテル社のチップを使っていたから、
windowsでもよく聞く「CPUはcorei5」とか「Corei7」とかでパソコンの性能が分かれてました。
それが2020年12月に発売されたM1 Macbookではアップル社のチップを使っていて、性能がめちゃいいよ!と話題になっていたんですよね。
たとえば
- 動作が速い
- 動画編集とか重い作業もサクサクできちゃう
- パソコンにファンがないから、ウィーーン!ていう音がしなくて超静か
- ハイスペックなのに価格もお安め
というのが売りでした。
いままでMacに興味をもちつつも、
見た目のかっこよさのために数万円お金を出すなら、windowsで別にいいし。
と斜に構えていたわたしも、価格がおさえめになったということで、
今回はじめて「人生で一度は、かっこいいという理由だけで高い買い物をしてみたい」と思ってMacを買ってみたのです。
で、結論。けっこういい。
もしかしたら今後はMacしか買わなくなるかも、と思うほどでした。
windows信者の私でさえ感じたMacの魅力をご紹介いたしましょう。
M1 MacBookの魅力【レビュー】
M1 Macbook特有の魅力を感じた部分について。
動作が速い、固まりにくい
M1チップは動作が速いと言われていましたが、実際使ってみると本当に速いです。
2021年6月に買って1年ほど使っていますが、動作がサクサクのまま。
わたしはウェブマーケティングなどをするフリーランスなので、仕事もプライベートもどちらもM1 Macbook1台ですが、サクサク動くので仕事用でも十分使えます。
Windowsを使ってたころに比べて、おお速い!と思うのはこんな作業のときです。
- Youtubeの編集
Final Cut Proで10分くらいの動画を編集してもカクカクしない
ただし動画のファイルが溜まってくると重くなってきます。
動画編集する人はメモリ増設とかしたほうがよさそう。 - エクセル作業
数式がたくさん入っている重いエクセルファイルやスプレッドシートを使いますが、Windowsならよく固まっていたのが、M1 Macbookなら固まりません。 - Zoom会議しながらブラウザを見るのもサクサク
会社から借りていたWindowsのPCでもZoomをしているときにブラウザを開こうとするとよく固まりました。M1 Macbookは固まらず、スムーズに動きます。
ということでM1チップのMacbook airは本当に動きが速いです。
キーボードが使いやすい
キーボードが自分好みかどうか少し不安でしたが、今まで使ったどんなWindowsや単体キーボードよりもタイピングしやすいです。
以前LenovoのノートPCを使ってたときは、キーボードが浅いからか、タイピングするとゴツっと当たる感覚があり、跳ね返りを感じました。
そして多分その衝撃が強いせいで、腱鞘炎がひどくなりがちでした。
あと浅すぎてバウンドしてるのか知らんけど、同じキーが2回押されることがよくありました笑
M1 Macbookのキーボードは跳ね返りの衝撃も感じないし、同じキーが2回反応するなんてこともなく、ストレスがなく快適。
腱鞘炎も悪化しにくくなりました。
本当にね、無音です。ファンがないので音がしない
M1 Macbook の話題のひとつだった「ファンがないから音がまったくしない」という件。
これは、本当でした。
本当に本当に無音。
わたしがExcelで行数マックスの超膨大データを開こうとも、うんともすんともいいません。
今までのwindowsなら、軽自動車ばりの「ウィーーーーン!!!!」という音を鳴らしてましたが、
M1 macさんは無音です。
ちなみに先日「ティーン・・・ティーン・・・」というかすかな電子音を感じるようになって
「まさか1ヶ月くらい使ったらだんだん音がするようになるのか・・・」と思っていたら、
やっすいBluetoothマウスがジリジリ…ティーン..ティーン… と音を出してたのでした。
ということでM1 Macbookは本当に静かです。
熱くなりにくいのは、まあまあ本当(酷使するとさすがに熱をもつ)
もうひとつ、M1 Macbookは熱くならないというのも話題でした。
これは、まあまあ本当です。
google chromeでタブを20個開こうと、Zoom会議をしながらchromeを操作しようと、
全然熱くなりません。
でも、超膨大データが入った激重Excel(Googleスプレッドシートも)を開くとさすがに熱をもちます。
たぶんファイルの容量的には1GBを超えるようなものなので、それで熱くなるのは当たり前ですよね。。
逆にこれまでのwindowsでは画面が固まったりしていたけど、M1 Macbookは熱くなるけど固まったりせず頑張って動いてくれます。
(熱をもってるのに作業を続けるのはよくないんですが。。Macちゃんを休ませないと。。)
ということで、うわさどおり本当に熱くなりにくいし、サクサク動く!という実感です。
スピーカーの音が良い!聴覚過敏のHSPでも快適
スピーカーのサウンドが、「うおおお!」と興奮するレベルですばらしいです。
映画館みたいな立体感。
今は海外ドラマの「スーパーガール」(Amazonプライムで見れるよ)を見るのにハマってるんですが、それがすごい音質で見られるので、
本当に映画を見てるみたいな臨場感で、楽しさ倍増です。
わたしはHSP(敏感すぎる気質)で、特に聴覚が過敏なので、
スマホのスピーカーで動画を見ているとキンキン耳に響く感じがして気持ち悪いんです。
だから安いスピーカーはつらいのです。
でもM1 Macbook airのサウンドはね、HSP完全対応ですね。
(人にもよると思うけど)
逆に映画館の360度サラウンドみたいな音響はリアル過ぎて音酔いしちゃうので、あまりリアルすぎてもだめなんですが、
M1 Macbook airのスピーカーは、音酔いはしないけど立体的で心地よい音質なので、
買ってよかった〜!
と思ってます。
▼買ったのは8コアCPUと8コアGPUを搭載したApple M1チップ
512GBストレージ のやつです
▼激重データファイルなんか扱わない、ライト利用の人はSSD256GBのスタンダードモデルで十分です
Macを買って初めてわかった、Macbookの魅力
ここからはM1チップのMacに限らず、Windowsと比べてMacってこんなに使いやすいんだ!と感動したポイントをお話します。
WindowsからMacにしたいと思ってる方はぜひご参考に。
トラックパッドが想像以上に使いやすい
Macを使う人みなさんおっしゃる、「トラックパッドが神」っていう話。
トラックパッド(windows派の人はタッチパッドって言う人のほうが多い気がする)だけで十分はかどるから、マウスなんかいらない!というMac信者も多いですよね。
でもわたしは疑ってました。
だってwindowsでマウス使わないでタッチパッドだけで仕事してる人ってさ
めちゃくちゃ仕事遅いじゃん(毒)
偏見ですけどね。でもwindwsでマウス使わないとなると、けっこう作業効率落ちますよね。
しかーし、Macbookのトラックパッドは、たしかにめちゃくちゃ操作性が高い。
言葉で言うのは難しいんですけど、
わたしはExcelで大量のデータを分析したり、コピペしたり、という作業が多いんですが、
その作業ですらマウスいらなくなってきました。
Macのトラックパッドは特に横スクロールがしやすくて、
マウスだと画面下のスクロールバーに移動して、それをドラッグしないといけないけど、
Macのトラックパッドなら今カーソルがある位置で、2本指で横にすすす〜とするだけで横スクロールできるから、
上下移動なしで横スクロールできるんですよ。
(全然伝わりませんね・・・もどかしい)
とにかく圧倒的に、画面を移動する距離が少なくなって、作業時間短縮になります。
ずっとトラックパッドだとちょっと手が疲れてくるけど、慣れている人はマウスより使いやすいのかも、とすら思います。
だって、こないだウェブデザイナーさんがトラックパッドだけでフォトショップ操作してましたよ。
マジ!?器用やな!
と思ったけど、デザイナーさんでさえマウスいらないなら、もう、圧倒的なトラックパッドの操作性ってことですよね。
これはね、windowsを使っていたころには想像できなかったほどの快適さです。
ほんとにね「使ってみなきゃわからん!」というのがMacのトラックパッドの快適さですね。
デフォルトの画像編集機能がフォトショップ、イラストレーター並み(一部)
Macbookに最初から入っている画像編集機能が、なんならフォトショップとかイラストレーターとかなくてもけっこうイケるな!と思うほど便利です。
これは想定外のMacbookの魅力でした
windowsならペイントとペイント3Dがデフォルトで使える画像編集ですよね。
ペイントってさ、、文字を一度入れたら移動できなかったりとか、なんとも使い勝手が悪いんですよね・・・
Macのデフォルトの画像編集なら、
「写真から人物を切り抜く(背景を削除する)」というのが無料で出来ちゃいました。
すげーー。
背景を消すのって、今人気の画像編集ツールの Canva
フォトショップやイラストレーターは当然有料ソフトです。
Macユーザーなら無料でできるのかーーーい!すごいやないかーーい!!と。
▼たとえばこんな画像を
▼こんなふうに人物だけ切り抜いて
Macbookの画像編集機能はめちゃ優秀!
この画像編集機能とトラックパッドの優秀さだけでも、十分Macを選ぶ価値はあるのかも!と思わされました。
Windowsのほうが優れていると思うところ
M1 Macbookは買ってよかったと思ってるけど、でもココはwindowsのほうが使い勝手がいいな〜と思うこともあります。
それはこの3つ。
- 重さ
- ディスプレイの見やすさ
- 端子の多さと種類
重さ
重さは、windowsのほうが軽い機種がたくさんありますね。
M1 Macbook airは1.29kg。
以前使っていたLenovoのideapadは同じ13インチで1.14kgでした。
150gしか違わないけど、手にもってみるとMacはずしっと重く感じました。
150gって鶏むね肉1枚分くらい?それでもけっこう差を感じるものなんですね。
windowsはどんどん軽いパソコンが出ていて、
LGのgramシリーズなんかもう、999gつって。
LG ノートパソコン gram 999g 14Z90P-KA55J
↑14インチで1kg以下ですよ。すごーーー
とにかく軽いパソコンがいい人はwindowsのほうがいいかなーと思います。
ディスプレイの見やすさ
意外かもしれませんが、わたしはMacよりwindowsのほうが画面が見やすく感じます。
だってMacbook って、グレア(光沢)の画面なんですもの。
テカテカ、照明が映り込むし、反射するしで、目がつかれるんです。
windowsはほとんどアンチグレア(非光沢)の画面ですよね。
あまりにMacの光沢ディスプレイで目がつかれるので、アンチグレアの画面フィルムを買って貼ってるんですが、
画面フィルムを貼るとどうしても画質が落ちるし、どうやってもちょっとちらつきみたいなものが出るし、
だったらwindowsの非光沢の画面のほうがきれいだし見やすいんだけどーーー!!
と最初は少しイラッとしました。
画面フィルムも数千円だけどお金かかるしさ
Macbookも非光沢のディスプレイになってくれることを祈るのみです。
てことで画面は断然非光沢がいい!という人はwindows向きですね。
▼今使っているアンチグレアフィルム
ちらつきは慣れたし口コミもいいので、たぶんこれがフィルムの最高品質なのでしょう!
端子の多さと種類
M1 Macbookを買うかで最後まで迷ったのが、対応している端子が少ないという点。
TypeCのUSBポートが2つしかないので、今まで使っていたマウスのUSBレシーバーや有線キーボードをつなぐためにはUSBハブを買う必要があるんです。
しかたなくハブを買いましたけどね。
(↑つないでるキーボードよりMacbook airのキーボードの方が打ちやすかったので、単体キーボードはその後使わなくなりました)
今まで使ってたものを使うために、Macbook本体以外にもちょこちょこ買うものがあるというのが不服で、
なんかMacに踊らされている感じがします。
コスパいいものが好きなわたしとしては、Macのために付属品を買う仕組みになってるのは、あまり好感がもてない・・・
その点WindowsならだいたいUSB-Atype(いわゆるふつうのUSB。マウスレシーバーとかUSBメモリとかのタイプ)は端子があるし、それも3つくらいついてるから
マウスとキーボードを両方同時につなぐこともできます。
HDMIの端子があるものも多いので、接続用にわざわざ端子を買わなくていいのがwindowsがすぐれているところですね。
▼M1 MacbookにこのUSBハブをつないで使っています
マウスを使うためだけにハブをつなぐのも面倒なのでBluetoothマウスを買ったわけですが、
安物を買ったら変な音がしたので、今また別のマウスを探し中です。(もう!)
Appleのマウスは高いし、Macにカモにされてる感(もう・・・!!)
【2022年6月追記】
マウスはLogicoolの薄型Bluetoothが使いやすくて、これで安定しています
もはやwindowsと同じくらいの価格帯になったMacbook air
ここまでMacの魅力とWindowsのほうが優れているポイントをお話してきましたが、
もはやM1 Macbook airはWindowsと同じくらいの価格帯になってきてるので、価格で迷う必要はなくなってきました。
Macってやたら高いイメージだったけど、もう違うんですね。
たとえばわたしが購入したM1 Macbook airのスペックと同じくらいのwindowsを探すと、同じくらいの値段、もしくはwindowsのほうが高かったんです。
M1 Macbook air(8コアGPU、SSD512GB)は定価で142,780円(税込)。
Lenovoだけ10万円台で希望スペックを満たすのがあったのですが、どうしてもデザインが気に入らなくて、結局Macにしました。
windowsの場合の必須スペックは次の4つ。
- SSD 512GB以上
- CPU がIntel Core i7以上
- 画面サイズは13インチ
- 重さが1.3kg以下
windowsでスペックの割に価格の安いメーカーは、HP、Lenovo、Dellあたり。
値段をみてみると・・・
▼Lenovo ThinkBook 13s Gen 2 :¥109,890(税込み)
▼HP /ENVY 13-ba1000:153,800円(税込み)
▼Dell / Inspiron 13 7000 :134,178円(税込み)
これ、なんと重量:0.999 kg だそう!
でも、13万円出すならMacがほしいな〜と思ったのでした。
※価格はすべて2021年7月14日時点
どのwindowsも、価格は安いけどデザインがいまいちだったり、軽くて価格もそこそこだけど「ファンがうるさい」というレビューがあったり、納期が1ヶ月待ちなどと、どこかマイナス点がある。
だったら総合点のいいMacbookを買ってみよう!
と思いました。
Macを買う理由って結局、「間違いないスペック」と「みんなが買ってるから相当なハズレはないという安心感」が大きいですね。
MacとWindows どっちがいいか迷っている人の選び方・基準
じゃあ結局、MacとWindows、どっちを買うかは何で決めたらいいの?という基準について、わたしはこう思いました。
○こんなあなたはMac向き
- それなりの価格でそれなりのスペックのPCをあまり考え込まずにサクッと買いたい人
○こんなあなたはWindows向き
- ExcelでVBAをゴリゴリいじる人
(Macでは書き方が違うものがいくつかあって、ちょっとイラりとします) - USBハブとか画面フィルムとかを意地でも買い足したくない人
ちなみにWindowsからMacにするときにキーボードやショートカットが違うから慣れないという問題がありますが、
わたしは1週間で完全に慣れたので、そんなに心配いらないと思います。
Excelのショートカットが全部違って最初はゔあああ!となりましたが、手が覚えたのでスムーズに操作できるようになりました。
ということで、Macにしたら絶対的に後悔する人はそんなにいないんじゃないかなーと、10年以上windowsを使い続けてきたわたしでも思うので、
一度Macを使ってみたいなーと思う人は、お手頃なM1 Macbook airはなかなかよい選択肢だと思いますよ〜♪
Mac側の世界もなかなかよい眺めです
▼買ったのは8コアCPUと8コアGPUを搭載したApple M1チップ
512GBストレージ のやつです
▼激重データファイルなんか扱わない、ライト利用の人はSSD256GBのスタンダードモデルで十分です
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