
こんにちは、一人暮らしで食洗機を買ってとても満足している、なごです
最近タンク式の食洗機がたくさん販売されていて、数が多くわたしも買うときにとても悩みました。
一人暮らしでも食洗機を使うことで嫌いな家事から開放されて、時間も心の余裕も増えて幸福度があがりました。
買うときにコスパや使い勝手を徹底的に比較したので、今販売されている7機種の機能や価格を比較をまとめました。
すべて水道工事不要のタンク式の食洗機です。
タンク式の食洗機が賃貸や一人暮らしにおすすめな理由
- 水栓工事がいらない
- 小型なので冷蔵庫の上などに置ける
- 電源+アース接続で届いた日から使える
▼今回比較した7機種
- シロカ
- アイネクス
- サンコー ラクア
- モーソー
- maxzen
- エスケイジャパン
- アイリスオーヤマ
比較の結果、タイプ別のおすすめ機種はこちらです。
*OEM製品とは:メーカーが同じ仕組みや設備で製造したものを、ブランド企業が買うこと。
中身や機能が同じで、ブランド名や見た目が違う製品のこと。

わたしはアイネクスを買いました
買わなくてよいと思う、候補から外した3機種
まず最初に、
- エスケイジャパン
- シロカ
- アイリスオーヤマ
こちらの3機種はおすすめしないので、候補から外します。
おすすめしない理由はこちら。
- 3機種すべて水の注ぎ口が小さく、飛び跳ねるというレビューが多数
- アイリスオーヤマは窓がなく中が見えないので不便
それぞれ新しい改良機種も出ていますがそれでもコスパなど総合的に考えると、このあと紹介するおすすめ機種のほうが優れていると思います。詳しく解説します。
窓がなくて中が見えないアイリスオーヤマ
アイリスオーヤマの食洗機はAmazonでベストセラーになりレビューも1,300件ほどある* ”売れた機種”のようですが、わたしとしては中が見えなくて使いにくそうに感じます。
(*2021年12月時点の情報)
わたしはアイネクスの食洗器を買いましたが、使い始めて数回目までは食器が水を出すノズル(プロペラみたいな回るやつ)にひっかかって、水が一部にしかあたっていなかったということがありました。
(追記:半年ほど使ってもたまにプロペラを止めてしまうことがあるので、やはり窓は必須)
▼これがノズルです
ノズルが回っていないことに気づいたのは窓があって中身が見えるからですが、アイリスオーヤマだと中が全然見えないので、
もしノズルが止まっていても気が付かず洗い終わってから「全然洗えていなかった・・・」ということが起きる可能性があります。
窓があるタイプなら途中で一時停止して、食器の傾きを直せるので、窓は必須だと思います。
アイリスオーヤマの新機種は水の注ぎ口が小さい
[2021年12月17日追記]
アイリスオーヤマの食洗器は新機種PZSH-5Tが出ました。
新機種では窓がついて中が見えるようになったのですが、水の注ぎ口が小さいのでやはりこちらも購入検討する必要がないです。
↓上の面の後ろのほうにあるのが水の注ぎ口。かなり小さいです。
アイリスオーヤマ食器洗い乾燥機PZSH-5T-W(Amazon)
水の注ぎ口が小さいことのデメリットは次をご覧ください。
水の注入口が小さいのは不便
エスケイジャパンとシロカのAmazonや楽天のレビューで多かったのが
「水を入れる口が狭くて、少しでも手がぶれると飛び跳ねて大変」ということでした。
エスケイジャパンとシロカはタンク型食洗機でも最初の方に発売されたもので、
そのあとに発売された他メーカーの食洗器は水が入れやすく改善されています。
▼シロカ
上の面についてる白いフタを外して水を入れます。
フタのサイズが小さいですね。
▼アイネクス
シロカに比べて注ぎ口のフタがかなり大きくなっています。
実際にわたしも使ってますが、よほど手元が狂わないかぎり跳びはねずに水を入れられています。
シロカの食洗器新機種は改良されたがコスパは悪め
[2021年12月17日追記]
先ほど水の注ぎ口が小さいといったシロカの初代食洗器SS-M151のあとに、新機種が2つ発売されました。
の2機種が新しいものです。
どちらも水を注ぎやすくする給水トレイがつき、水を入れやすく改善されました。
さらにSS-MA251 は自動でドアが開くので乾燥分の電気代が節約できる上に、乾燥後にドアが締まりっぱなしで少し熱気がこもってしまうという不便さも解消されました。

水蒸気がこもらず自動で扉が開くのはかなり便利!
ただ、どちらも価格がけっこうお高めです。
- UVライトで除菌ができるSS-MU251:58,080円
- 洗い終わったら自動でドアが開いて自然乾燥できるSS-MA251 :59,800円
わたしが購入したアイネクスは税込み31,900円で、水も入れやすく乾燥もしっかりしてくれます。
それに対してドア自動オープンやUV除菌機能がついて約3万円高くなるなら、3万円代の他メーカーのほうがコスパがいいように感じます。
(UV除菌機能も個人的には不要。そもそも食洗器は60℃ほどの高温で洗浄するので手洗いよりも菌は気になりません)
ただ外出しているときに食洗器を使うことが多い人は、自動でドアが開くほうが熱気がこもらなくていいので、2万円払う価値は十分あるかもしれません。
外出が多い人、平日に仕事に行っている間に食洗器を使いたい人は、ドア自動オープン機能がついたSS-MA251 もおすすめです。
送風乾燥は乾きにくい
エスケイジャパン、シロカ、アイリスオーヤマの3機種は乾燥が温風ではなく送風です。
Amazonレビューでも「プラスチック容器は水滴が残ったまま」という声も多数あります。
温風乾燥のアイネクスでは、溝がある容器は水がたまったままだったりはしますが、
水滴が残ることはありません。
送風と温風乾燥で値段は変わらないので、温風乾燥を選ぶほうが無難ですね。
おすすめできるタンク型食洗機4つ比較
こちらの4機種が、比較してみておすすめできると思ったものです。
※すべて2021/3/25時点Amazonでの税込価格
食洗機はOEMで作っているものが多く、基本のつくりは同じでパネルのデザインなど少し買えて発売されていると思われます。
たとえば下の比較表で、
は中身は同じと思われますので、機能で選んだらあとは見た目などデザインで決めるのがよいと思います。
比較表で、大きく違う部分を黄色で線を引いてみました。
サンコー ラクア | アイネクス | モーソー | maxzen | |
消費電力 | 850W | 900W | 730W | 730W |
水を入れる場所 | 本体上 | 本体上 | 本体下部 | 本体下部 |
ノズルの形状 | 上下ダブルノズル噴射式 | 上下ダブルノズル噴射式 | 上下ダブルノズル噴射式 | 上下ダブルノズル噴射式 |
乾燥方式 | 温風乾燥 | 温風乾燥 | 温風乾燥 | 送風乾燥 |
かごのローラー | あり | あり | あり | あり |
洗える量 | 3人分17点(標準食器16点+箸類) | 3人分 食器16点 | 食器16点 | 食器15点+小物類 |
本体の大きさ重さ | 幅42.5 高さ45.5 奥行き41(cm) 13kg | 42.8 45.8 42.5 15kg | 44.0 | 44.0 41.3 42.4 17.5 kg |
洗浄水温 | 50℃を 超えるお湯 | 55~75℃ | 70℃ | 70℃ |
庫内灯 | あり(青) | あり(青) | なし | なし |
水の使用量 | 5L | 5L | 5.3L | 5.3L |
タイマー機能 | なし | なし | あり | あり |
基本的には、4機種ともこのような機能になっています。
- 上下から水が回りながら出るノズル方式
=汚れがよく落ちる - かごにローラーがついている
=食器が入れやすい - 食器は3人分(15~16点+小物類)が入る
- 本体の大きさ、洗浄温度、水の使用量もだいたい同じ
違いがあるのはこちら。
- モーソーとmaxzenは本体の下の部分から水を入れられる
- モーソーとmaxzenはタイマー機能がある
- maxzenは温風でなく送風乾燥(?)
水の注ぎ口が本体下部にある機種が便利
一番大きい違いは水を入れる注ぎ口の場所です。
わたしはアイネクスを使っていますが、冷蔵庫の上に食洗機を置いているので
水を入れるときにけっこうな高さまで手を持ち上げる必要があります。
小柄な女性ではたぶん届かないし、水も1回あたり1.5Lくらい入れる×3回繰り返すので、重くてつらいかもしれません。
▼冷蔵庫上に食洗機を置いています
モーソー、maxzen は本体の下のところに水を注げるので、
冷蔵庫上や洗濯機の上など、高さがあるところに置いても女性でも使いやすいので、かなり便利ポイントですね。

ちなみにわたしの家族は2人暮らしでモーソーを使ってますが、水も入れやすく容量も十分でかなり重宝しているそうです
タイマー機能はなくてもそんなに困らない
タイマー機能は、個人的にはついてても変わらないと思っています。
出かけるときや寝ている間にタイマーで洗えるということですが、どちらも外出前や寝る前にボタンを押せばいいだけでは?と思います。
乾燥機能を使わずに、ドアをあけて自然乾燥させたい人にとってはタイマーがあると便利かもしれません。
わたしは家にいるときに食洗機を使うことが多いのでタイマーはなくても困っていません。
maxzenだけ温風でなく送風乾燥
maxzenは温風ではなく送風乾燥と記載があり、実際に乾きにくいというレビューもありました。
アイネクス、サンコー ラクア、モーソーがすべて3万円台なのに対して
maxzenは2万円台と安いので、送風乾燥でもよければmaxzenという選択肢もありですね。
結論:サンコー、アイネクス、モーソーの3機種から選ぶと機能面もコスパもよい
比較した結論がこちらです。
▼安いほうがいい、タイマー機能はいらない。でも温風乾燥がいい人へ
▼タイマー機能もほしくて、温風乾燥がいい人へ
▼送風乾燥でもいいから安いのがいい人へ
とにかく食洗機は、購入を迷うよりさっさと買うが吉です。
食器洗いって自分でやろうと思ったらできるし、お金をかけて食洗機買うのはちょっと迷う・・・
とわたしも思っていたのですが、食器洗いに使っている時間を時給換算するとすぐに買ったほうがいいと決断できるはずです。
時給2,000円だとしたら、食器洗いに1日30分✕30日=15時間かけていて、
月に3万円もの労力を食器洗いにかけていたと思うと・・・ゾッとしますよね。

食洗機を買っても、1ヶ月で元がとれちゃうってことですね
ネットで注文すると2~3日で食洗機が届くので、
すぐに使えるように洗剤も一緒に購入しておくのがおすすめです。
キューブタイプ、液体タイプよりも粉末のほうがコスパがいいです。
▼定番の粉末洗剤フィニッシュ
食器洗いで腰が痛い、手が荒れる、そもそも洗うのが嫌い、家のシンクがせますぎてイライラするとお悩みの人は、買ったらすぐ幸福度が上がりますよ。

もっと早く買えばよかった~
とわたしも思いました。
一人暮らしで食洗機を置くには置き場所に悩みますが、置き場所3パターンをこちらでご提案していますのでぜひ参考にしてみてもらえたら嬉しいです。
衣類乾燥機も人生で買ってよかったもののひとつです。
ドラム式洗濯機って10万円以上するし、配送とか設置とかめんどうだよなーという方にも、
電気で動く小型衣類乾燥機はとても便利なのでおすすめです。
アイネクス食洗機が届いた日に、動かしてみた&ラックも組み立てた動画をYoutubeであげています。
茶渋とか菜箸の溝まできれいになって、手洗いより汚れが落ちてびっくりしました!
\2.2万回再生ありがとうございます/