後悔したくない人のための、会社を辞めるべきタイミング

後悔したくない人のための、会社をやめるべきタイミング
なご
なご

29歳で次を決めずに会社を辞めた、なごです。

新卒で7年働いた会社を退職するとき、初めての「会社を辞める」という経験だったのでいろいろと悩みました。

  • 引き止められたけど、本当に辞めて後悔しないかな?
  • 退職することは何ヶ月前に伝えたらいいんだろう
  • 最初に誰に伝えればいいんだろう
  • 辞めるとは決めたけど、お金とかキャリアの不安もある。。

こんな悩みについて、実際にわたしが解決するまでにとった方法をご紹介します。

目次

会社を辞めるときに不安だったこと、わからなかったこと

わたしが辞めるときに不安に思ったことや、事前に知りたいと思っていたことを質問形式にしてみました!

なご
なご

同じような不安を抱えている人の参考にちょっとでもなれば、とても嬉しいです!

会社を辞めたいけどなかなか踏ん切りがつかない。辞めるべきタイミングは?

わたしは会社を辞めたいなーと漠然と何年も悩んでいました。

でも本当に辞めると決めたのはある1日のできごとがきっかけで、そこからは翌週には上司に伝え、3ヶ月後には退職しました。

踏ん切りがつかなかったまま何年も仕事を続けましたが、それでも学んだことは大きかったです。

逆に踏ん切りがつくときはおもしろいくらスパッと気持ちが決まったので、

迷っているときは迷いが必要なタイミングなのかもしれません。

 

無理やり決断をせず、心が決まるタイミングを待つのもひとつの手だと思います。

ちなみにわたしが辞める決意ができたできごとはというと・・・

ある日、朝会社に行ったら、上司がチームのあるメンバーに1通のメールをしてたんです。

内容は小さなミスをネチネチと責めるもので、チーム全員を宛先に入れて見せしめのような状態でした。

それを見た瞬間、何かが吹っ切れたんですよね。

「くだらない!もうここにいても得るものはない!」と思い、翌週には上司に辞める旨を伝えていました。

このひとつの出来事だけを振り返ると、とても小さなことで、こんなことで辞めちゃうなんて!と周囲から見たら驚くことかもしれません。

でも自分の中では積もり積もった感情がここではじめて決意に変わったタイミングでした。

なご
なご

些細なことでも、自分の背中を押されたのであれば、それを機に行動を起こしてもよいとわたしは思います。

会社を辞める理由はネガティブでも別にいい

レンタルサロンのイメージ

実際に辞めたからこそわかるのは、ネガティブな理由で辞めたからといって不幸になるわけではないということ。

わたしも表向きは「セラピストとして独立開業したいから」という理由で退職しましたが、

実際は「会社のストレスで体調も崩していたし、心身ともに限界だと思ったから」というのが本音でした。

でも退職理由は表向きの「独立開業のため」ということで会社に話しました。

それでいいんです。

他にも体調不良などネガティブな理由で辞めたいときには、こんな理由をつけてやめればいいと思います

  • ○○の事業に特化している会社で○○にチャレンジしたいから
  • ○○職に挑戦したいから

などポジティブな理由をつければいいんです。

退職理由とその後のキャリアが全然違う人なんてたくさんいますし、会社側も知っています。

退職理由なんてみんな真に受けてないんです。

仕事を辞めるか迷うときに考えるべき判断基準

仕事を辞めるかどうか何年も悩んでいたわたしが、数日で決意が固まったという経験をしてみて思うのは、

この会社でまだ自分のためになることはあるかな?と考えて、もうない!と思えたら次へ行くタイミングなんだと思います。

もしくは「まだこの会社で得るものはあるだろうけど、他の環境のほうがよっぽど楽しく成長できる!よっぽど元気に働ける!」と思うのも、次に進むときだと思います。

まだだ、まだだ!と自分に厳しくなりすぎると外の世界に目が向かなくなりがちです。

仕事を辞めてみて思ったのは、本当に仕事や会社はいろいろあって、文化もそれぞれまったく違うということ。

これだけいろいろあるなら、早めに転職して自分に合う環境をさがしたほうがよっぽど人生を有意義にすごせていたかもな!とも思いました。

とにかく今の会社で得るものはもうない!と思ったら次へ行っていいタイミングです。

もし転職を迷っているなら、自分の市場価値を知るために転職エージェントに登録してみるのがおすすめです。

他の仕事も見ながら、自分の決意が固まるまで考えてみればよいと思います。

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転職や退職を迷う人へ。周囲の否定的な意見は聞かなくていい

会社を辞めるときにはたくさん否定的な言葉を浴びます。

辞めてみて思うのはその中に真実はないし、真に受ける必要もないということです。

特に29歳で独身の女性が転職先も決めずに辞めるとなると、余計なお世話の嵐でした。

  • 嫌だから辞めるなんて、そういう人はどこ行っても同じだよ
  • 30歳目前で次決めないで辞めるって、結婚もしてないしどうすんの
  • ひとりで生きていくって決意しちゃったんだね。

などなど。

否定的な意見を聞いて落ち込んだりもしましたが、どれも気にする必要のない

「どうでもいい言葉だったな」と今は思います。

就職先はあとからでも決まったし、会社を変えれば仕事のいやな部分が改善されることもありました。

ひとりで生きていく決意は別にしていません。

こういう言葉を今まで鵜呑みにしてきた結果、仕事のストレスで体調まで崩してきたんですよね。

だから、もうこれ以上聞き入れる必要はない!と思ってスルーしました。

否定的なことを言われたら、

なご
なご

へへ~、そうかもしれないですね~。

リアクションはすべて「へらへらして乗り切る」でOKです。

会社を辞めるときの不安と対処法

会社を辞めるときには次の3つの不安がありました。

1.金銭的不安

退職したら数ヶ月は仕事をせずにゆっくり休みたかったので、生活費がまにあうか不安でした。

ボーナスはもらえない時期で、退職金もなしの会社だったので、ハラハラでしたが

結局はこんなお金のおかげで、3ヶ月ゆっくり休む事ができました。

  • 貯金(40万円くらいだった)
  • ストックオプション売却と持株会の解約(55万円)
  • 再就職手当(雇用保険)

特に当時は一人暮らしの生活費がやたらとかかっていて・・・

3ヶ月も生き延びられないのかプレッシャーが大きかったのですが、

普段からお金を使いすぎだっただけなので、会社を辞めたら出費は大きく減りました。

すぐに次の仕事を始める場合はそれほど不安はないと思いますが、

しばらくのんびりしたい場合はその期間分の貯金か収入の見込があるほうがいいとは思います。

退職したあとは雇用保険の失業手当も給付を受けられますし、

体調不良で退職したら健康保険の傷病手当金の制度が使えます。

退職したときにもらえるお金については お金がないから退職できない!?体調不良の退職でもらえるお金を知ろう(健康保険、雇用保険) の記事でまとめたので、合わせてご覧ください♪

2.年齢的不安

結婚してなくて、仕事も辞めて(同時期に彼氏と別れて)、なんにもなくて大丈夫かわたし・・・

という年齢的な不安もありました。

年齢的、かつ結婚していないことへの不安。

でもよく考えてみたら、会社にいたって歳はとるし、彼氏が自動的にできるわけでもないし、仕事と独り身であることは関係ないんですよね笑

そんなの考えてもムダだなと思って、そこは気にしなくなりました。

なご
なご

キャリアと結婚は分けて考えたほうがいいですね

3.健康面の不安

会社を辞めたいと思っていたときに、わたしはまだうつ病の薬を飲んでいました。

会社を辞めてお金の不安が増えたら病気が悪化するかもしれないという不安も。

実際に体調が悪くて、お金もない、となると症状が悪化することがあったので、

健康面を優先して仕事を辞めたいときには最低限の生活費を確保するのが大切です。

うつ病の薬はというと、、

 

結局会社に行かなくなったら、ストレスがなくなったようですぐに薬をやめることができました!

【退職の伝え方】会社に言うタイミングと、伝える相手

1日でも早く辞めたかったけど、引き継ぎのことなんかも考えて辞める2ヶ月前に上司に伝えました。

就業規則では「1ヶ月前までに辞意を申し出ること」など各会社でルールがあると思いますが、法律的には「今日で辞めます」でOKです。

わたしの場合も、2ヶ月前に伝えたのにそこから上司が情報を止めてしまって、1ヶ月は何も話が進まず。

しかも会社のルールでは、最終稟議は退職2週間前までが締め切りだったようで、2ヶ月も配慮する意味はあまりありませんでした。

ただ業務の引き継ぎを考えると、2ヶ月前にいってよかったと思っています。

やはり退職を伝えるタイミングは会社のルールに従うのが一番トラブルが少ないかなと体感しました。

伝え方は、上司に1対1でMTGの時間をもらって、単刀直入に「○月末で、退職したいと思っています」と伝えました。

辞める理由はどう伝えるか悩みましたが、「新しいことに挑戦したい」とだけ伝えました。

具体的に次の会社が決まっているのか、などは聞かれても答えませんでした。

上司に伝えたことが今後にどのように影響するかわからなかったので、余計なことは言わないように気をつけました。

なご
なご

理由を詳しく言う必要はないけど、ウソをつくと辞めたあとにウワサでウソがバレるので、あまりおすすめしません!

引き止められて退職の踏ん切りがつかないときの判断基準

会社を辞めると伝えると、上司や会社から引き止めがあることも多いですよね。

わたしも、めちゃくちゃ引き止められました。

自分の上司、その上の部長、さらに役員とか、役員から司令を受けて止めにくる先輩とか、とにかく毎日のように誰かしらから説得される日々でした。

ネットの情報には「引き止められても絶対に決意を変えるな」という意見も多いのですが、

明らかに良い条件を提示されたら考え直してもいいとわたしは思います。

たとえば

・部署異動させる
・上司を別の人に変える
・昇格させる

とかあの手この手で止めようとしてくれました。

なご
なご

引き止めてくれるのは、ありがたい話

素直にすごくありがたいし、辞めるよりも自分にとってメリットがあるなら、考え直せばいいと思います。

実際にわたしは、止められるたびに「1日考えさせてください」と時間をもらって、条件をじっくり検討してました。

ネットでは「一度辞めると言ったのにまた戻ったら、裏切り者扱いされる」という説もみかけましたが、

別にまた辞めたいと思ったらいつでも辞められるし、引き止められるほど必要な人材だったんだから胸張って成果出せばいいじゃん!と思います。

辞めるときは、ボーナスってもらえるの?

わたしがいた会社はボーナスは6月に支給でしたが、わたしは4月末で退職したのでかすりもしませんでした。

賞与支給日に在籍してないとボーナスはもらえないという規則でした。

なのでボーナスを貰ってやめられるように6月末か7月末で退職する人が多いですよね。

ボーナスの規定も各会社の就業規則で決まっているものなので、確認するのがおすすめです。

会社を辞めるべきタイミングがわからない人へのアドバイス

わたしが会社を辞めたあとに後輩から「やっぱりウチの会社って異常ですか?」と聞かれました。

後輩は「他の会社も見ておかないと、経験的にやばいですかね~」とお悩みのご様子でした。

わたしの答えは

「会社にいたときにおかしいと思っていたことは、他の会社から見てもおかしいことだった。

つまり自分の感覚は正しい。」

です。

他の会社も経験しないと世間知らずになってしまう、という焦りで転職する必要はないと思います。

他人からみて変な会社でも自分にとってポジティブな影響があるなら居ればいいと思うんです。

自分のためにならない、自分はここにいたくない、と思ったら辞めるべきだと思います。

 

退職時の不安や悩みが少しでも軽くなったらうれしいです

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プロフィール

まじめすぎて生きにくい人生だったけど、やっと自分がやりたいことを優先できるようになってきました。

少しずつ身につけてきた「生きやすくなる方法」をブログに書いてます。

▼経歴
ネット企業でWebマーケティング7年→29歳で退職。ロミロミセラピストに→マーケがやっぱり好きと気づき週4日マーケ派遣に。現在はフリーランス。ココナラでスキル販売等個人事業がんばり中。2021.9~海外ノマド。海外生活の様子はYoutubeでシェアしてます♪

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