無職になってやったことまとめ|失業保険申請・住民税の分割納付・国民年金や奨学金の猶予申請・メルカリ

橋からみる夕焼け
なご
なご

こんにちは、29歳で無職になったなごです

2018年に正社員で働いていた会社を辞め、3ヶ月ほど無職で過ごしました。

働くことに疲れたのでしばらく仕事はしたくない!でも収入がない!

そんなときにわたしがどうやって無職期間を乗り越えたのか、お金の面とメンタル面からまとめてみました。

無職のときに利用できる制度や給付金もまとめているので、

離職中の方の参考になればとてもうれしいです!

目次

失業手当を申請

まず、雇用保険の失業手当(基本手当という名称)を申請しました。

自己都合で辞めると3ヶ月は受給制限といって、手当はもらえません。

会社都合の解雇や、派遣社員で契約終了になったときは給付制限がなく、すぐに給付がもらえるそう。

手続きはハローワークへ直接行っておこないますが、コロナ対策で窓口以外での対応もしているようなので

ホームページで確認してみてくださいね。

早期就職で再就職手当をもらえた

わたしの場合は、自己都合で退職たので3ヶ月の給付制限がありました。

ただ給付制限中に再就職できたので、本来もらえるはずだった失業保険の一部を『再就職手当』としてもらえました。

これは早く就職できると、もらっていない失業手当の6~7割をもらえる制度。

これでわたしは40万円弱給付されたので、再び離職したときにかなり助かりました。

就職でなくても、自営業として開業しても再就職手当はもらえます。

そしてさらに、その就職先で6ヶ月間働き続けると『就業促進定着手当』を受けられる制度もあります。

再就職後すぐに会社を辞めても、残りの失業保険をもらえた

再就職して2ヶ月後、職場があわずに体調を崩してふたたび離職してしまいました。

こんなにすぐ辞めて、失業保険もらえないだろうな・・・と思ったのですが。

以前の失業保険の残りがあったようで、

再就職手当で7割もらっていたので、残りの3割がもらえました。

なご
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とにかく会社を辞めたら、ハロワークで失業保険の相談を!

失業保険の情報はハローワークのHPで必ず確認を

雇用保険の基本手当の額などは、年度によって変動するので、

ネットに上がっている計算サイトなどは参考にならないことが多かったです。

情報はすべてハローワークのホームページで確認して、自分で計算するのがおすすめ。

就業促進定着手当は周りに知らない人が多くて、

「そんなのねーよ」とバカにされたりしました。

すべての情報はハローワークのホームページに掲載されてるので、

人の話を鵜呑みにせずに自分で調べるのが吉です。

住民税の分割納付・国民年金の納付猶予

会社を辞めたら住民税と国民年金、健康保険を自分で納付していきます。

住民税と健康保険料は前年度の年収で計算されるので、仕事を辞めたときは支払の負担が大きいことがあります。

住民税は分割納付をお願いすると、1回の納付額を下げて分割で払うことができます。

区役所に電話で相談ができますよ。

(2020年4月27日現在、税金も猶予制度が用意されていますのでお住まいの自治体へご確認ください)

なご
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何回に分割するかも相談を!

わたしはすでに分割納付を1度お願いしてましたが、それでも支払いが苦しくなったのでさらに分割をお願いしました。

区役所の担当者からは「財産差し押さえの対象になります」と警告されましたが、

未納になるよりは少しずつ返すほうがいいだろうと思い、さらに分割してもらいました。

※延滞金がかかるので、早めに納付できるならそのほうがいいです!

(追記)

財産差し押さえの対象になるとは言われましたが、その後分割払いで延滞することなく納めたら、差押えはされませんでした。

国民年金の支払い猶予申請

国民年金は、失業している間は支払いが猶予される制度があります。

離職票などを提出して申請したところ、わたしも猶予が認められました。

支払いの猶予を申請するのと、だまって支払わずにいるのでは、将来もらえる年金の額に差が出るそうです。

なご
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猶予を申請しておくほうが将来のためにも安心ですね。

国民健康保険の減額制度があるか自治体に確認してみる

健康保険は国民健康保険に加入しました。

自治体によっては、収入が減った人の保険料を減額したり

病院の窓口で支払う限度額を少なくしてくれる制度があったりするので、

市役所などに相談してみるといいです。

また国保は1年分の保険料を9回の分割で納付するので、

1ヶ月だけ加入した場合などは納付書のとおりに支払うと払いすぎることになります。

区役所に電話してその旨を伝えたら、1ヶ月分に修正された納付書を再送してもらえたので

納付で悩んだらとにかく相談してみる!がいいと思います。

奨学金の返還猶予・減額申請

わたしは奨学金の返還もしているのですが、失業で返還猶予をしてもらったことがあります。

猶予が難しくても、返還額を一時的に2分の1にしてもらえる減額制度もあります。

毎日の生活が不安で、さらに奨学金の返還もとなると、とてもとても精神的につらくなってしまうので、

一時的にでも負担を減らすことを検討してもよいと思います。

借りていた奨学金によっても、対応してもらえる方法は違うと思うのでまずは奨学金の団体に確認をしてみることをおすすめします。

精神的な通院をしているなら:自立支援医療を利用する

精神的な疾患で通院している場合、治療費と薬の自己負担額が軽減される自立支援医療という制度を利用できます。

多くの場合は、医療費の3割負担が1割に減らしてもらえます。

わたしは離職する前に、メンタルクリニックに通院していたときに自立支援医療を利用していました。
この制度をずっと知らずに医療費の負担がつらいなーと思いながらなんとか過ごしていたのですが、
制度を利用して出費が減ったので、「どうしても仕事をしなければ」という気持ちの負担が少し軽くなりました。
今つらい状況でまだ自立支援医療を利用していない方は、ぜひこちらのパンフレットを見てみてください。

家賃が払えないなら:住居確保給付金を利用する

家賃が払えないほど困窮している場合、生活困窮者自立支援制度を利用し、家賃を払うための給付を受けることができます。

さらに今コロナの影響を受けて、これまで仕事をしていない人だけが対象だったところを

会社員やフリーランス、アルバイトでも仕事が減った人も対象にすると条件が緩和されました。

(2020年4月20日から)

収入が月に138,000円(単身世帯)以内であることが給付のひとつの目安です。

それ以外にも条件はありますが、自治体の相談窓口で相談できます。

メンタル面:稼げる自分を目標にしない

稼げる自分を常に目標にしていると、無職のあいだ心がもちません。

わたしは無職の間に、Phaさんの『ニートの歩き方』という本をよんで、働くことやお金を稼ぐことについての考えがガラッと変わりました。

頑張って稼ぎ続ける以外の道もあるんだ、と知ると少し心が楽になります。

体を休めたくて無職という期間を自分でつくったのに、お金が減る一方だと正直焦りました。

でもニートの歩き方を読んだら、人の家に居候したりシェアハウスに住んだり、たくさんお金を稼がなくても楽しく暮らす道もあるんだ!と希望がもてました。

phaさんいわく、家事さえやってくれれば居候してほしいという人は意外にいるものだ、と。

自分が知らない世界はまだまだ広いんだなーと考えさせられましたね。

その後わたしが週5日労働をやめられた話はこちらの記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。

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お金をつくる:メルカリ所持品を売る

仕事をやめて身軽になったので、不用品を減らしてもっと身軽になりたい!と思い

メルカリで不用品を売りました。

「いつかまた使うかも」と保管してるものは、おそらく100%使わないので、

価値があるうちに売っちゃいました。

私が売ったのはこんなもの↓

  • もらったけど使ってないもの
  • もうやらないゴルフグッズ
  • 型が古いスーツやコート
  • もう着ないビジネスカジュアル服
  • ハンドメイドの工具やアクセサリーパーツ
  • サイズが合わなくなったカーテン
  • 行かなくなったヨガスタジオのマット
  • 炊飯器(鍋炊きにしました)

もらい物はなかなか手放せないものですが、

感謝の気持ちは残しつつ新品のうちにほかの方にお譲りしました。

これまで40万円以上メルカリで売れたわたしが、売れやすくするためにやっている工夫はこちらです↓

  • 日曜の夜に出品する(閲覧者が多い時間帯)
  • 洋服はシーズン少し前に出品(春物なら2月後半など)
  • 新品は高く売れるので、もらいものは使用前に売る
  • 写真の背景の白が、メルカリアプリの枠などの白と同じくらい明るくなるように撮る
  • 2日間売れなかったら、値段を下げる
  • 同じ商品がいくらで売れているか調べ、他と価格帯を揃える

写真は明るいに限ります。

加工で明るくすると商品の色が薄くなってしまうので、自然光の明るい場所で白い背景で撮るのがおすすめです。

アプリの背景の白と同じくらい写真の背景を白くすると、一覧でパッと目を引く写真になります。

あとは、不用品の処分が目的なので、高く売ろうとねばらないこと。

わたしは利益が1,000円出れば売る、それより低ければ売らずに捨てるというマイルールを作ってます。

おこづかいゲットと断捨離もできて、一石二鳥です。

まとめ

以上、わたしが無職の期間を乗り越えるためにやった、お金とメンタルの対策についてでした。

お金は、失業保険を申請して、税金や保険料の負担を軽くしてもらうこと。

メンタルは、稼げない自分はダメだと落ち込まないことです。

安定した収入がない状態で、さらに自分を追い込んでしまうのだけは避けたい!

なご
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少しでも心軽やかに生きる参考になればうれしいです!

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プロフィール

まじめすぎて生きにくい人生だったけど、やっと自分がやりたいことを優先できるようになってきました。

少しずつ身につけてきた「生きやすくなる方法」をブログに書いてます。

▼経歴
ネット企業でWebマーケティング7年→29歳で退職。ロミロミセラピストに→マーケがやっぱり好きと気づき週4日マーケ派遣に。現在はフリーランス。ココナラでスキル販売等個人事業がんばり中。2021.9~海外ノマド。海外生活の様子はYoutubeでシェアしてます♪

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