こんにちは、HSPのなごです
自分はHSPだと気づいてから3年ほどたちますが、
正社員を辞めて派遣になったことでHSPでありながらもだいぶ働きやすくなったと感じています。
正社員のどんなところがHSPとしてしんどかったのか、
派遣のどこがHSPのわたしに合ってるのか、まとめてみました。
HSPのわたしが派遣になって働きやすくなった点
わたしは大学卒業後、IT系の企業で7年間正社員をしていました。
人間関係、組織のしがらみ、仕事をしない上司、やりたい仕事に集中できない、などさまざまな理由が重なり退職したのですが、
現在は週4日の派遣社員として働いています。
(2021年の途中からは業務委託契約に切り替えてもらって、海外から同じ仕事をしながら海外ノマド生活を楽しみました)
派遣社員になって、正直かなりHSPとして楽に感じることがふえました。
たとえばこんなこと。
- 業務範囲が明確でシングルタスクに近づける
- 残業が少ないので、時間と心に余裕ができる
- 期待値が高すぎることがないので疲れない
- 人間関係が合わなければ、正社員より気楽に辞められる
- やってみたい仕事に気軽に挑戦できる→適正を試しやすい
HSPでも人によって気になることや苦手なことはかなり幅があるので、
すべての方にわたしの例が当てはまることは無いと思いますが、ご参考までに。
業務範囲が明確でシングルタスクに近づける
わたしは常にマルチタスクでしか働いたことがなかったので、データ分析専門の派遣社員になったときに
シングルタスクってこんなに集中できるし達成感もあるんだ!
と気が付きました。
正社員のときは、電話もとって、後輩の指導もして、社長へのプレゼン資料を作って、
外注先へ連絡して、マーケティングデータの分析もあるし、デザイナーとの打ち合わせもあるし・・・
と毎日本当に目がまわるくらいマルチタスクでした。
でも派遣になったら、完全なるシングルタスクとはいえないですが、
作業の種類がかなり少なくなりました。
マルチタスクになるとしても、同じデータ分析というカテゴリで、3社分担当する、とか
作業の種類はひとつのような感じです。(会社や職種にもよると思うけど)
だからわりと脳内が混乱せずにすみます。
正社員のときは自分はマルチタスクが得意だ、くらいに思ってたんですが
実際その環境から離れてはじめて、シングルタスクのほうが合ってると気がついたんです。
やってみたい仕事に気軽に挑戦できる→適正を試しやすい
もうひとつ派遣になってよかったのが、今までとちがう職種や業界でも働くチャンスが多いことです。
IT企業で、マーケティングしかやったことがなかったので、
IT企業だからしんどいのかな?
自分は本当にマーケティングがすきなのかな?
など、いろいろ悩んでました。
その後いろいろな会社を経験してみてやっと、自分が働きやすい環境というものがわかってきました。
「繊細さん」の本ではHSPの仕事への考え方について、
「社会的によいと思えるものやサービスを提供していると働く意欲がわく」と書いてありました。
たしかにわたしもいろいろな会社で働いてみて、こういうところなら興味をもって自分のペースを保って働けると感じました↓
- IT系、ネット系
(業界に興味があるし、働き方も柔軟なことが多い。組織や体制のムダも他に比べたら少なめだと思う) - BtoBでなくBtoC
(消費者に向けたサービスでないと、どうしても興味がもてない) - WEBマーケティング、WEB広告にかかわる仕事
(やっぱり好きな分野)
これは結局すべて、大学卒業後から変わってない自分の価値観だということに気がついたのですが、
違う業界の仕事もしてみてはじめて「自分の好き」に気がつくことができました。
やっぱりなにかしら「好きだ」と思えるところがあると、仕事がいやじゃなくなります。
そうすると毎日が少し明るい気分で過ごせるようになりました。
だから短期間で派遣の仕事を変えることは社会的に見たらよろしくないかもしれませんが、
自分に合った働き方をさがしたいわたしにとっては、とてもありがたいメリットなのです。
▼参考にした本
HSP的に「これはもう無理!」と思った正社員時代
逆に正社員はなにがしんどかったのか、HSPとしてどこがつらかったかについてです。
わたしがHSP的につらいなと思っていたのは
- 常にマルチタスク(前述)
- めんどうな人間関係
- 組織づくりやプレゼンなど、自分がやりたい仕事以外が多いし求められる
- 飲み会を断りづらい
まあとにかく、なんでもかんでもやるのがいやでした笑
いつも電話がなったら最初にとってしまうし(いつも気を張り巡らせるHSP)
急ぎの仕事を頼まれたら先にやってあげようと頑張ってしまうし(常の120%の力でがんばってしまうHSP)
改善すべき点が見つかったら、改善しようとがんばってしまうし、正社員だとそれも全部自分の仕事だし(改善点によく気がつくHSP)
で、こういうのは正社員でも派遣でもあることなんですが、それを断りにくいのが正社員だと思うんです。
なんか会社って、正社員に対して扱いがハードというか、ずけずけ頼んでくるというか。
「それくらいできるでしょ」「それくらいやるのは社会人として当たり前」「みんな忙しいんだよ」みたいな前提で会社がまわってる気がするのです。
会社にもよると思うけど。
でも細かい仕事とか、まだルーティン化できてないけど誰かやらないといけない仕事とか
結局正社員が最初にやらないと、体制も作れないですもんね。
で、そういう小さなタスクがどんどん舞い込んできて、バーーン。とはじけたわけです(わたしの話)
飲み会も仕事も派遣社員ならスムーズに断りやすいです。
「懇親会は欠席します」
「今の契約では契約外の仕事なので、派遣会社と相談してから回答させてください」とか
定型文で回答して話が終わるんですよー
正社員のときは「派遣社員ってわたしの仕事じゃありませんって平気で言ってくるからなーケッ」と思っていたこともありましたが(ごめんなさい)
でもそういう契約を結んで企業は安い時給で労働力を得ているわけですから
おたがいウィンウィンなわけですよ。
だから、業務範囲があいまいでなんでもやらないといけない正社員ってのは
マルチタスクが苦手なHSPのわたしとしてはだいぶつらい環境でした。
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