
HSPで、会社でヘトヘトになりがちだった、なごです
わたしは組織になじめず、会社でうまく働けませんでした。
でも職場を5つ経験したら、心地よく働ける環境がわかってきました。
今は自分に合う環境を選べるようになり、業務委託+個人事業という働き方で7年たちました。
- 働きやすい職場の特徴
- HSPに向いている仕事・職種
- HSP的にはきつかった、しんどかった仕事・職種
HSPに向いている仕事とは?


HSPは一般的には「繊細で感受性が豊か」といわれていて、「芸術性の高い仕事に向いている」といわれたりします。
(長沼睦雄・著「敏感すぎる自分を好きになれる本」より)
「HSPは絶対これが向いてる!」という仕事はありません。
5人に1人がHSPといわれます。
そのためHSPでもいろいろな仕事をしてる人がいます。



自分に合う環境を、ちょっとずつ見つけていくのが大事です
HSP的に働きやすいと感じた職場・仕事内容


わたしはこれまで5つの会社で働きました。
業界も規模もバラバラな会社を経験してみて、HSPでも働きやすいと思ったのはこんな環境でした。
- 職種:専門職
- シングルタスク&個人プレー
- 部署:営業部以外
- 環境:大手企業(フロア人数100人以上) or 在宅勤務



社員が多い会社はオフィス環境が充実してました
職種:専門職はHSP向き
「専門職」はHSP的に働きやすかったです。



たとえば、デザイナーやエンジニア、マーケター。事務系なら経理、法務など
逆につらかったのは、営業事務やアドミと呼ばれるサポート職や営業企画。
HSPは特にマルチタスクが苦手な人が多いと言われます。



わたしも一気に仕事がくると、頭が混乱してパニックになりがち。
また人に気を使う場面が多いほどHSPセンサーが働くので、部署間の調整やマネジメントはしんどかったです。
役割がはっきりしている仕事だと、自分の専門分野に集中できました。
自分でペースも決めながら働けることも多く、HSPでも働きやすく感じました。
これまでやった中で向いていたと思う仕事は
- 調査研究会社やコンサルの補助
- データ分析・統計分析
- Webマーケティングのプランナー
- Webマーケティングのコンサルタント補助
など。
シングルタスク&個人プレーの仕事
「マルチタスクが求められにく、個人プレーができる専門ポジション」はHSPでも働きやすかったです。
わたしはずっとウェブ広告やマーケティングに携わっていますが、この分野はいろんな職種があってわたしには向かないと思うものもありました。
たとえば営業やWebディレクターは、人との調整が多くてわたしの場合は疲弊してしまいます。
なのでデータ分析やWebマーケティングのプランニングなど、分析したり資料化するという部分に特化して派遣社員として働くようになりました。
少しでも自分のペースを保ちやすく、シングルタスクに近づけるような仕事を探すのがHSPでも快適に働くポイントです。
職場:大手企業か在宅勤務が働きやすかった
HSPが大手の企業で働くメリットはこんなことがあります。
メリット
- 机が広いから、隣の人との距離が保ちやすい
- 椅子が高機能で座りやすい。疲れやすいHSPにとってありがたい
- 休憩室が整備されているので、リラックスの時間をもちやすい
逆にベンチャー企業はオフィス環境にお金をかけない傾向があって、わたしはオフィスにいること自体がしんどかったです。
- 古い雑居ビルにオフィスがある
→声がかなり反響して耳がつらい。仕事に集中できない - 備品も節約するのでデスクや椅子が安物。
→作業スペースが狭いし腰が痛くてつらい - オフィスが小さく、休憩スペースがない
→自席でお弁当を食べることになり、休憩時間もリラックスできず疲れてしまう
これもHSPならではかもしれませんが、
作業環境が合わないと、集中できないし体調すら崩してしまいます。
なのでオフィス環境が整っている大手のほうが働きやすかったです。
在宅勤務になってからは、さらに快適に働けてます。



自分のペースを保って好きな空間でゆったり働けるので、在宅ワークがとても合ってます。
HSPが向いていない仕事|営業の部署はおすすめできない


HSPが働く部署は、営業の部署以外がいいとわたしは思います。
営業の仕事が好きな人はいいと思うのですが、
営業のサポートや、いつも営業の人と一緒に働く仕事はわたしはつらかったです。
- 電話が多いのでいつもまわりが騒がしい
- 電話で作業が中断される。音でびっくりして集中力が切れてしまう
- 客先に合わせて仕事のスケジュールが変更になる。自分のペースを保てない
- 「今日中ね!」などいきなり突発で頼まれる仕事も多い
エンジニアや研究職の人と働いたときは、周りも静かでした。
仕事も長期的なスケジュールがあり見通しも立ちやすくて、とても働きやすかったです。



静かなオフィスと、専門性の高い仕事はHSPさんにおすすめ
自分に合う仕事を面接で見極める|要チェックポイント


会社は入社してみないとわからないことがたくさんありますが、面接で事前に確認できることもあります。
たとえばわたしはHSPな自分でも安心して長く働けそうかをチェックするために、面接でこんなところを確認していました。
- 仕事の納期が短すぎないか
- やることが明確に決まっているか
- 自分の上長は誰になるのか
- オフィスは静かか、机のパーソナルスペースは十分にあるか
- 休憩室など一息いれる場所があるか
仕事の納期が短すぎないか


仕事の納期は絶対聞く!
たとえば突発の仕事を「今日中ね!」と頼まれるのがふつうの会社ではほかの仕事の予定が狂ってしまうのでつらかったです。
具体的に面接では「一つの依頼についてだいたい何営業日くらいでお返しするものが多いですか?」と聞いていました。
仕事内容や役割が明確に決まっているか
「自分が求められる役割がはっきり決まっているのか」も面接で確認します。
企画と総務まわり全般をまかせますと言われた会社もあったのですが・・・つらかった。。
自分の専門でない雑務的な仕事がどんどん回ってきて、やりがいを感じにくかったです。


面接では具体的な仕事内容や使用するツールなどを聞いて、イメージをふくらませるようにしてます。
自分の上長は誰か
自分の上長になる人と気が合いそうかも、面接でチェックしていました。
HSPは特にそうだと思いますが、つらい人間関係はほんとにエネルギーを消耗します。


ただでさえ人に気を使うHSPなのに、苦手な人と毎日やりとるするのは地獄ですよね
オフィスは静かか、パーソナルスペースは十分にあるか
オフィスも見学できるよう、面接前にお願いしておきます。
(セキュリティの事情で断られることも多いですが、ダメ元で必ず聞きます)
机は広いかな?窓がある明るいオフィスかな?
など自分が心地よく働けそうな環境かチェックしています。
環境で選ぶのは有効手段


HSPに合う職場の特徴と、選び方をご紹介しました。
わたしは会社員7年、その後フリーランスで7年働き、最近ようやくこのスタイルが自分に合ってる!と思えるようになりました
なのですぐに最適な職場・仕事が見つかるわけではないので、少しずつマイナーチェンジを繰り返してだんだん見つけていくのがおすすめです



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