結婚・出産しないと自分の人生は不完全で未達成だと思っていた【HSP】

結婚・出産

「子どもを産んで育てないとわたしの人生は不完全で未達成だ」

27歳くらいまでわたしはこんなふうに思っていました。

こんにちは、HSPのなごです

30歳をすぎたあたりから、結婚や出産への強すぎるこだわりが薄くなり、

  • 自分の人生を、自分の好きなように生きよう
  • 今やりたいことを優先しよう

と思えるようになりましたが、

20代の頃は本当に悩んでばかりの人生でした。

 

「なんでわたしは結婚できないんだろう」

「結婚できる子と結婚できないわたしの違いはなんなんだろう」

「彼氏はいつわたしと結婚してくれるんだろう」

こんなことばかり考えていました。

 

その根底には

「子どもを産んで育てないとわたしの人生は不完全で未達成だ」という考えが漠然とあったな、と今は思います。

そして驚いたことに、先日会った友人の恋人も同じことを言っているそう。

友人の恋人もHSPで、仕事のやり方やストイックなところ、つねに成長意欲があってがんばり続けるところがとてもわたしに似ていると友人は話していました。

これってHSPの恋愛の悩みのパターンなのかな?

と思い当たることがあったので、

今日は「子どもを産んで育てないとわたしの人生は不完全で未達成だ」と思ってしまう原因と、わたしがその呪縛から開放されたきっかけについてまとめてみました。

子どもを産まないと自分の人生が不完全だと思ってしまった原因

「子どもを産んで育てないとわたしの人生は不完全で未達成だ」って、

すごく極端な考えな気がしませんか?

でもわたしはずっとそれが当たり前のように、もはや無意識の中でそう思っていたような感じでした。

恋人ができても、つねに

「あと1年半以内に結婚して、そこから1年以内に出産までいければ28歳で母親になれるな」とか

「あの先輩は28歳で結婚して30歳で出産したから、わたしもあと1年以内に結婚すれば間に合うな」とか

本当にそういうことばっかり考えていたんですよ。

今思うと

なにに追われてるんだよ笑

という感じです。

 

で、なぜそんな「子どもを産んで育てないとわたしの人生は不完全で未達成だ」という考えが当たり前になってしまったかというと、

おそらくわたしが「母親にやってもらえなかった(と思って恨んでいる)ことを消化できないまま大人になった」のが原因だと思います。

 

わたしは小学3年生くらいの頃から父と離れて暮らしていて、母と母の両親と中学、高校まで暮らしました。

今思えば、パート社員の給料で大学まで出してくれて、母には本当に感謝しかないのですが、

当時はもっと愛情をもって接してほしいと不満(恨みのような感情)を抱いていました。

そしてその不満は「いつかわたしに子どもができたら、絶対子どもには愛情深く接するんだ」という目標のような思いに変わっていきました。

 

母にやってほしかったことを自分の子どもにやってあげたい

というのはつまり「自分の人生で満たされなかった部分を自分のこどもで満たしたい」ということ。

自分勝手な考えですが、こういう背景から

「子どもを産んで育てないとわたしの人生は不完全で未達成だ」という極端な考えになってしまったのかなと思っています。

友人の恋人(HSP)も親とのわだかまりがあった

冒頭でちょっとご紹介した友人の恋人。

彼女もわたしとまったく同じ「子どもを産んで育てないとわたしの人生は不完全で未達成だ」というようなことをいつも言っていると聞いて、

彼女もきっと親に対する不満や恨みのようなものがあるのでは?

と思いました。

実際に彼女は兄弟が多く、その一番上の長女だったので、兄弟の面倒をいつも見ていて自分のわがままや親にかまってもらうのは我慢してきたそうです。

さすがHSPだな、と思いました。

両親が大変な姿を見て

「お姉ちゃんのわたしが親を助けなきゃ。自分のことはがまんしなきゃ」と思っていたそうです。

今は両親との関係は悪くはないそうですが、どこか本音を言いにくい相手だとのこと。

やっぱり「親に愛されていなかった」「親にもっと見ていてほしかった」という思いは結婚や出産のこだわりに関係あるのかなと思いました

さらに友人カップルはどちらも女性なんです。

つまり同性カップル。

結婚も出産もしたくてしたくてしょうがないのに自分は同性と付き合っている、という事実がまた苦しいんでしょうね。

同性を好きになることも、結婚・出産を経験しないことも、何も悪いことはひとつもないのに、苦しむ必要はないはずなのに、

自分の中での不満や恨みが消えないかぎりこの苦しみは続くんだろうな、とわたしは話を聞いていて思ったのでした。

結婚・出産の呪縛から開放されたきっかけ

20代は結婚や出産へのスケジュールで頭がいっぱいだったわたしですが笑、

30代になったころからその呪縛からはだいぶ開放されました。

もちろん結婚もしたいし、子どもがいたら超ハッピーだろうな~と思いますが、

つねに頭でスケジュールを切ることはなくなりました笑

 

なぜ結婚、出産の呪縛から開放されたのか。

それはおそらく、ある日母に口ごたえしたことをさかいに、すーっと呪縛から開放された気がします。

 

わたしが一人暮らししている東京の家に母が遊びに来たときに、

うちにあったみかんを出したら「おいしくもまずくもない」だとか

床に髪の毛が落ちてるだとか、この部屋は暑いとか、母は文句ばっかり言ってたんですよ。

でもこれは母にとってはただの世間話のひとつで、昔からそうなので悪気もないのはよくわかっていました。

だからいつも母のこういう小さな批判を聞いてわたしは

このみかんはおいしくないんだ、床に髪の毛は落ちていてはいけないんだ、

部屋は快適な温度に常に保っていないといけないんだ、と自分の価値観を訂正し続けて生きてきたような気がします。

すべての良い悪いの判断が母だった、という感じ。

でもそのとき、わたしは母に言い返したんです。

おそらくそこまできっぱり言い返したのは人生ではじめてでした。

人の家にきて、おいしくないだの、部屋が汚いだの、暑いだの、文句ばっかり言って失礼な人だね

って言ったんです笑

そしたら母も言い返してきた笑

おいしくないのに、おいしい~♪っていうほうが変じゃん

って。

わたしもまた言い返した

いや、おいしくないものを美味しいって言う必要はないけど、わざわざ思ったこと全部口に出す必要もないんだよ。

失礼になるなと思ったら、口に出さないっていう選択もできるんだよ

母は、すん・・・ってなってました。

その後も懲りずに小さな文句をダダ漏らしていた母でしたが、

後日姉に「なごに怒られた・・・」って話したようなので、ちょっと響いていたのではと思います。

 

長くなりましたが、この「母に言い返す」というのをしたあとから、なんだか心がふわ~~~っと軽くなったんですよね。

そのあと数日わたしは、母に言い返したシーンを何度も思い出して

「ああ、もうお母さんに認められたいとか、お母さんに愛されなかったとか、そういうの思わなくていいんだ~!

お母さんに口ごたえして嫌われても、わたしは自分で人生楽しくできるんだ~!

お母さんにどう思われようと、別にわたしの人生に特に影響しないんだ~~!!」

と、見えないなにかから開放された感覚を味わっていました。

背中に羽が生えたような感覚で、スキップしたいくらいの気分でした

 

この経験をしてから明らかにわたしの結婚・出産への呪縛はなくなり、

「子どもを産んで育てないとわたしの人生は不完全で未達成だ」という考えもなくなりました。

母への恨みも薄まって、自分がしてほしかったことを自分の子どもにしてあげる必要がなくなったんですね。

母とわたしの親子関係はそれはそれ。

わたしの人生はわたしのもの。自分次第で楽しくできる。

わたしと子どもの人生は、まあ子どもができたら考えよう、

こんなふうに思うように今はなりました。

子どもをもたないと人生不完全だなんて、ずいぶん自虐的だね。生きてるだけで100点満点なのにね。

と今は思います。

親に言いたいことをがまんしているなら、言ってみてもいい

というわけで、

わたしは親に言いたいことを言ったら、結婚・出産の呪縛から開放されたよ

というお話でした。

これはわたしの個人的なケースだから、あなたに当てはまらないことも多いかもしれません。

でも、結婚や出産のことでいつも頭がいっぱいで、恋人といても100%一緒にいる時間を楽しめないとか、

恋人に無言の圧力をかけてしまっている気がして、そんな自分がいやだと思う人もいると思うんです。

そんな人には、「親にしてもらいたかったことはありませんか?」と自分に聞いてみてほしいです。

親にしてほしかったことを、自分の結婚・出産・子育ての中で満たしたい、という思いはありませんか?

もしそうであれば、それがあなたを苦しめている原因かもしれません。

親にしてほしかったことを自分で自分にしてあげてください。

わたしは「よくがんばったね、すごいねってほめてほしかった」「受験がんばってねって応援の言葉をかけてほしかった」という思いがあったので、

今は自分で「こんなにがんばったなごちゃんえら~い!」と日記に書いたり心の中で自分に話しかけたりしています。

これで幼いころの自分の傷がだんだん癒えていきます。

そして、今もどこか親に遠慮したり、こんなこと言うと機嫌悪くなるからがまんしておこう、と自分が身を引いていることがあるなら、

言い返したり、まっすぐ「それはいやだ!」と自分の気持ちを伝えてみてはどうでしょう?

これで親への不満や恨みが薄まり、消えていくかもしれません。

 

もしかしたらこの方法をとっても全然解決されない人もいるかもしれません。

でも、結婚や出産のことばかり考えて焦る毎日を過ごすつらさはわたしもよくわかります。

少しでも今を楽しむために、なにか自分の中でスッキリさせられることがあるなら、

試してみてもよいのかなと思います。

 

今日はちょっと重い話になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

かる~い心でふわふわ毎日送りたいですね~

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